三頭山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
6名
健常者
8名
1
平成15年9月7日 三頭山 合計15名 会員外 障害者
1名
健常者
0名
  コースタイム:都民の森(10:30)…鞘口峠(11:00,11:10)…見晴らし小屋(12:15,12:45)…
         三頭山(13:40,13:50)…大沢山(14:40)…都民の森(16:20)
天候:
霧雨

 都心部は、どんよりとした雲に覆われていたが、まだ雨は降っていなかった。しかし、武蔵五日市に着くと、周囲の山は雲に被われていた。バスが都民の森に着く頃には、時々雨が降る霧雨に変わっていた。しかし、この程度の雨なら、問題はないため、花を楽しむことを目的に、出発する。
 しっかり整備された道を通って、鞘口峠に向かう。早速、フシグロセンノウが迎えてくれた。さらに、ソバナやツリフネソウ、ホトトギスが咲いている。ツリフネソウは、所々群落を作って私たちを楽しませてくれる。
 鞘口峠からは、登りが急になる。ちょっと先頭がペースを上げすぎたため、一人の女性が苦しそうにしている。元気な人がザックを持ってあげて、ゆっくり歩くことにする。ゆっくり歩くと、体調を取り戻し、山頂までたどり着くことができた。今回が初参加のTさんは、普段の作業所での仕事と違って、楽しく話をしながら歩いているので、とても嬉しそうだ。

 登りの途中の見晴らし小屋で昼食にする。小屋には、10人ほどのパーティーがいたが、今回はあまり他のパーティーに会わず、三頭山にしては非常に静かな山行となった。
 見晴らし小屋は、展望が良いのだろうけど、今日はガスに覆われて、何も見えない。ただ、しっとりとガスに覆われた山も、なかなか味わいがあって、良いものです。

 東峰を過ぎ、広い山頂の中央峰に13時40分に到着。ここは、ブヨが多くて長居ができない。私は1カ所刺されてしまった。後から、大きく腫れ上がってしまう。

 三頭山からは、予定どおり大沢山経由で下ることにする。立派な避難小屋でトイレをすませ、大沢山を越えて下りにかかる。この道は、今回が初めてだったが、大滝が近づく頃になると、岩が多くなり、少々歩きにくかった。それでも、順調に大滝の上部で三頭山から直接下るルートと合流し、大滝に到着。少し行くと、サラシナショウマやトリカブトが咲いていた。さらによく見ると、レンゲショウマも咲いている。

 チップを敷き詰めた道をのんびり歩き、フシグロセンノウやヤマホタルブクロ、ホトトギスなどを楽しみながら下る。先にバス停に着いたみなさんは、ソフトクリームを食べていた。私たちは、ビールで乾杯。

記:網干

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