景信山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
6名
健常者
9名
1
平成15年9月27日 景信山 合計 16名 会員外 障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:小仏(9:50)…小仏峠入り口(10:15)…小仏峠(11:02,11:08)…景信山山頂(11:48,12:52)
         …小仏バス停への分岐(13:15)…小下沢林道(14:31,14:43)…大下バス停(15:30)
天候:
曇り

 今回の山行は、Aリーダーが風邪の為ダウンし、臨時のリーダーをEさんと2人で務めることになり、不安いっぱいの気持ちでお引き受けしました。
 全く自信は、ありませんでした。「事故をおこしてはいけない。道に迷ったらどうしよう」とあれこれ考えて、何度も地図を頭に入れて眺め、何人かの人に集合場所の確認のTELをし、Eさんと京王線の乗り場の確認の為に早く行って見ましょうと前日に打ち合わせをし、ドキドキの朝を向かえました。
 皆さんにAさんが参加できない事を告げると、何人かメールを受けたと言ってたので、皆さんが「大丈夫がんばりましょう」って、時間通りに出発しました。
 高尾の駅で何人かのメンバーと合流し、Aさんがいない事を告げ、ここまでやっとたどり着いた事を喜び合って(ちょっと大げさかな)、バス停に行く事を忘れる程盛り上がって、Yさんに「そろそろ並んだ方がいいよ」といわれて、あわててバス停に。
 登山口でAさんの穴を埋める為、メンバーを入れ替えて班編成し直しです。1班の頼もしい男性と女性陣、そして2班のおしとやかな女性陣というような顔ぶれで、声だしをして不安いっぱいだった朝の気持ちが皆で理事長の居ない分、盛り上げて行こう!という暖かい気持ちで、もうすっかり天気のように晴れ上がっていました。
 初参加でいつもご主人ののサポートをしているHさんの奥様は、「私サポートしなくていんですか?」って。「今日は、ベテランに任せて下さい」とEさんAさんのペアが頑張ってくれました。
 どうしても足の長い男性陣の班は、早くなってしまいます。そこで、十二単を着ている女性陣が先に行って、そろりそろりとくっちゃべりながら、笑いながら、なんなく頂上へ着いていました。
 頂上では、持ちよった果物やお菓子やお漬物をぐるりと回しながら、1時間ほど「次何処に参加する?」とか、それらの山に自分が参加できるか大丈夫かとか、いろいろ話していました。Hさんもはじめてお会いしたとは、思えないほど皆の中になじんで、めだかの学校のごとく談笑し、お腹が一杯になったところで、いつもだったらAさんから地図をだして、山の説明があるんだけど、地図を出しても読めないもの同士で、ああでもないこうでもないと言い合い、北と南を間違えつつあの山は、・・・・山かな・・・山でしょう、と講釈。そこにYさんが現れて、正しい見方をご伝授してくれ皆納得顔。
 さあいよいよ下り。結構核心部が何箇所かあり、う〜んこうゆうところがあっておもしろいよ、楽しいよって、声も上がるほど皆元気!
 予定より一本前のバスに乗れるほど順調に下山。
 今回で2回目のKさんもおしゃべりしながら歩けるぐらいに余裕があり、きっと自信につながったのでは、ないかと思います。
 いつも理事長が側にいて頼りにし、着いていくだけだった事を改めて反省し、一方でこんなに頼りになるメンバーが側にいてくれるんだと、心強く感じた山行でした。

記:中村

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