２日ほど前までは、良かった天気予報が、急に変わって時々雨も降る変わりやすい天気になると変更になってしまった。それでも、歩き出しはまずまずの天気。これなら、雨の心配もないのではないかと思ったが、少し甘かった。１１時頃から時々雨が降るようになった。

　本厚木からバスに乗り、半僧坊前で下車。少し車道を歩いて、山道に入っていく。登山口の標識には、山頂まで１時間１０分とあったが、そう甘くはなかった。途中、ベンチがあり、展望の良いところがあったが、ここを５３７ｍの標高点ではないかと思ったが、これも甘かった。樹林帯の中のなかなか歩きにくい道をひたすら登る。ようやく林道にでたが、ここが５３７ｍ標高点手前の林道だった。

　昼食時間が近づき、腹の減った体で、もう少しで頂上だと言い聞かせ、頑張って登る。辿り着いた山頂には、３パーティーで１０名くらいの人たちがいて、ベンチが空いていなかったが、二人連れのご夫婦（？）が、もう出発するからと、席を譲ってくださった。山頂に着いたときには降っていなかった雨が、昼食が終わった頃からまた降り出した。もう食べ終わったと思ったのに、Ａさんが大きなパンを食べ始めた。まあ、良く入るなと思いながら、私もひとつまみいただくことにする。

　山頂からは、半原越まで下り、そこから林道には行かず、少し登り返して、リッチランドに直接下る登山道を行くことにする。登り返しがつらかったが、さらに下りは、非常に急で滑り落ちないように、慎重に下った。しかし、急な下りだけに、リッチランドに着くのも早かった。リッチランドは、バンガローやオートキャンプ場のあるレジャー施設だ。私たちは、管理センターで受付をして、別棟の露天風呂にはいる。露天風呂は、なかなか風情があって良かった。

　リッチランドから、バス停までは２ｋｍあるという。１時間に１本しかないバスなので、少し急いで、ちょうど良い時間にバス停に到着した。今回は、雨にも降られましたが、少人数で家族的な雰囲気で楽しむことができました。

記：網干