白馬岳山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
1名
健常者
7名
1
平成16年7月24日〜25日 白馬岳 合計 8名 会員外 障害者
0名
健常者
0名
 

コースタイム:
  7/24 猿倉(6:35)…白馬尻(7:55,8:10)…大雪渓入口(8:30,8:45)…避難小屋(12:55)…
     村営頂上宿舎(14:35)
 7/25 村営頂上宿舎(4:00)…白馬岳(4:40,5:10)…村営頂上宿舎(5:40,7:15)…
     大雪渓下り口(8:45)…白馬尻(10:40,11:15)…猿倉(12:15)

天候:
7/24 晴れ後曇り
7/25 霧後雷雨

★7月24日
 昨晩のうちに白馬駅に着き、ペンションに素泊まりさせてもらった。駅からペンションまで、そして朝はペンションから猿倉(さるくら)まで送迎してもらい、とても気持ちの良いペンションだった。

 猿倉について、登山届けを提出し、雪渓の落石に注意するよう、アドバイスを受ける。今日は、写真教室ということで、写真撮影の基本的なことを簡単に説明し、出発する。
 林道に出て少し歩くと、目指す白馬岳がやや霞がかかった状態で、高く聳えていた。水蒸気が多いようで、午後には雨が降り出さないか、少し心配となる。林道の脇には、エゾアジサイやタマガワホトトギス、オオバミゾホオズキ、レイジンソウが咲いていた。シシウドは、大きく背丈が3mくらいありそうだ。
 白馬尻(はくばじり)に着くと、キヌガサソウが迎えてくれる。モミジカラマツやカラマツソウも咲いていた。雪渓に着き、みなさんは軽アイゼンとスパッツを付けて、歩き始める。今日は、この夏最高の人出だそうで、追い抜く人を待っていると、いつまでたっても進めない。適当なところで歩き始めるが、とにかく人が多い。雪渓は、長蛇の列だ。

 雪渓の上は、冷たい風が吹き、立ち止まっていると寒くなる。踏み後をたどって登るが、やはりこれが一番の省エネ登山だ。ただ、Kさんの体調が少し良くないようだ。それでも、ゆっくりと登っていく。ようやく雪渓が終わり、登山者を監視したり整理したりしていた。
 アイゼンを外し、登りはじめると、クルマユリ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロ、ミヤマクワガタ、ミヤマタンポポ等が咲き乱れている。岩の上には、チシマギキョウがきれいに咲いていた。避難小屋を過ぎると傾斜が落ち、お花畑の中を行くようになる。ミヤマキンポウゲやシナノキンバイ、カンチコウゾリナなどの黄色系のお花畑、そしてハクサンフウロのピンクのお花畑が美しい。イブキジャコウソウやミネウスユキソウ、テガタチドリ、イワギキョウ、ミヤマアケボノソウなども咲いていた。

 14時35分、宿泊予定の村営宿舎に到着し、生ビールで乾杯!! 夕食は、小屋の受付の人から進められ、ディナーコースとする。私も、ツェルト泊まりだが、晩ご飯だけは、誘惑に負けてサーロインステーキのディナーコースにした。

★7月25日
 朝、2時半頃はまだ星空だったが、3時半に起きてみると、すでにガスの中だった。朝食前の4時に、小屋を出発して、山頂を往復する。約40分で山頂に到着し、御来光を待ってみたが、期待できそうになく、記念写真を撮影して、5時10分に山頂をあとにした。ガスの切れ間から、入道雲が見える。通常の天気の良い夏山とは、全く違う光景だ。遠くで雷の音も聞こえる。雷がこちらの方に来ないか、少し心配になる。
 小屋に戻って朝食を取り、下山にかかる。時折、ガスが切れ、杓子岳(しゃくしだけ)と鑓ヶ岳(やりがたけ)が少し姿を現すが、山頂も見えず、すぐに姿を雲の中に隠してしまう。

 避難小屋を過ぎ、雪渓にかかり、軽アイゼンを付けている頃、ぽつぽつと雨が降り出した。雨具を付けず、雪渓を下っていると、次第に本降りになってきた。雨具の上だけを来て、下っていく。長い下りを、滑ったり、みなさんの様子を見たりしながら下っていくと、雨は土砂降りとなり、激しい雷雨へと変わっていった。雪渓の上でも決して油断はできないが、稜線にいなかったことにホッとする。それでも、激しい雨は容赦なく体をたたく。みなさんに異常がないか上を見たり、下を見たりしながら下っていく。
 雪渓が終わり、登山道を下るが、そこは濁った水が激しく流れていた。靴の中は、もうたっぷり水が入って、ぐちょぐちょいう。沢を下るように、水流の中を歩き、ちょっとした岩の上から、水が滝のようになって落ちている。その水を体に浴びながら下る。

 ようやく、白馬尻の小屋に着き、休憩する。雨もようやく小やみになり、ほぼ止んできた。今まで激しく水の流れていた登山道は、おとなしい水が、ちょろちょろと流れ落ちる程度に変わっていた。相変わらずぐちょぐちょの靴で下っていく。登山道からようやく林道に出て、時折日が差す中を下り、猿倉に到着。ここで、下山の乾杯をし、昼食を食べて、23日の夜泊まったペンションの方から、迎えに来てもらい、車で白馬駅の近くの温泉に運んでもらった。温泉に入り、さっぱりとして、スーパーあずさに乗り込み、熱帯夜の関東に向けて帰っていく。

記:網干

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