大野山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
4名
健常者
9名
1
平成17年3月12日 大野山 合計 13名 会員外 障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:山北駅(9:45)…大野山登山口(10:30,10:40)…大野山(13:25,13:35)…
         十字路(14:00,14:10)…谷峨駅(15:10)
天候:
曇り

 小田急線の車窓から富士山が見え、気持ちが高ぶってくる。今日の大野山は、富士山がよく見える素晴らしい展望台だ。ただ、Nさんの「ちょっとくっきり見えていないね」という言葉が気になった。

 山北駅で全員集合し、駅から歩き始める。地元の商店街を抜け、トンネルをくぐったところが登山口の入口だった。ここからもしばらく車道の脇を歩く。オオイヌノフグリやヒメオドリコソウが咲いている。ロッジ風の喫茶店を過ぎて少し行くと登山口に到着した。梅やシキミの花が咲き、タチツボスミレも咲いていた。

 今日は天気はまずまずだが、風が強く寒い。山頂が近づけば近づくほど風も強いと思い、少し早めに昼食にする。しかし、その場所も寒かった。昼食を終え、登りはじめると、以外にも休憩したところよりも風がなく、暖かいところがあった。
 少し行くとタンポポが咲いていた。萼を見ると反り返っていなくて、カントウタンポポであることが分かった。久しぶりにカントウタンポポに出会えて満足だった。

 稜線に出る前の牧場脇の急登を頑張ると、車道に飛び出した。車でここまで来られるのは残念だが、丹沢方面が開け、素晴らしい展望だ。富士山は見えなかったが、箱根の山々や愛鷹山(あしたかやま)も見えていた。
 車道を登り、トイレを済ませて山頂に向かう。山頂からは、富士山が素晴らしい。小田原の町や海、そして伊豆半島も見えていた。丹沢方面の足下には、丹沢湖も見えていた。大野山は、標高が低いが、展望は素晴らしい。

 記念写真を撮影して、谷峨駅方面に向かう。登山道は、かなり整備されたようで、幅も広く、階段状の部分が多かった。十字路からは、指導標が立派になり、3分から5分毎に立っている。きっと市の予算が余ったので、無駄遣いしたのだろうと皮肉を言い合う。

 下山路は、いつまでも富士山がよく見えていた。Kさんの「こんなところに住めたら良いなあ」という言葉が、印象に残った。
 民家や畑の脇を通り、車道に出て、細い橋を渡って駅へ向かった。谷峨駅周辺には、アルコールを売っている店がないので、おいしいビールを期待した人たちはがっかりだった。

記:網干

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