八千代台駅に集合し、バスで花見川団地中央公園まで行く。ここから少し歩いて、声だしをする。今回は、植物ガイドのＫさんを含めて３６人の参加となった。

　団地から狭い舗装道路を歩き、花島観音のあるお花見広場に着く。桜がたくさん咲き乱れ、花見川の畔は、菜の花が一面を黄色く染めている。ここで早速昼食タイムとする。斑毎に分かれてシートを広げて、ゆっくりと昼食を楽しむ。食後はＫさんから、タチイヌノフグリを教えていただいたり、オオイヌノフグリの実を探したりした。Ｙちゃんはぺんぺん草を回して音を出し楽しんでいる。

　遅れてきたＯさんと合流し、花見橋を渡り、花見川の対岸を歩き始める。昼食を取ったお花見広場は、桜がいっぱい咲き美しい。野鳥はあまり多くなかったが、それでもモズやカワウ、コガモ、カルガモ、コゲラなどを見つけた。川では、カメが顔を出して泳いでいた。
　ジロボウエンゴサクやカキドオシ、タチツボスミレをたくさん見た。林の中でアカネスミレを二株だけ発見した。紫色が濃く美しい。

　桜並木の下を歩き、柏井橋、弁天橋を過ぎて、土俵のある広場を過ぎると、勝田台の町並みが見えてくる。花見川の畔や畑の花を楽しみながら、国道に出て、勝田台駅に向かう。風もなく、暖かな１日をのんびりと楽しむことができました。

記：網干