子ども登山教室(雲取山)山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
1名
健常者
4名
1
平成19年7月7日〜8日 雲取山 合計 7名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:
7/7 お祭(10:35)…塩沢橋(12:10-12:40)…林道終点(14:05-14:15)…三条の湯(14:45)
7/8 三条の湯(4:45)…三条ダルミ(8:00-8:25)…雲取山(9:00-9:50)…奥多摩小屋
   (10:30-10:40)…ブナ坂(11:15)…堂所(12:25-12:45)…鴨沢(14:35)
天候:
7/7 曇り、
7/8 曇り

★7月7日
 今回は、S君が体調不良のため、残念ながら欠席となってしまった。
 天気はどんよりした曇り空だが、雨は大丈夫そうだ。奥多摩駅からのバスをお祭で下り、後山林道を歩く。この林道にはオオルリが多かった。次から次ぎへの聞こえてくるオオルリの声を楽しみながら林道を登っていく。塩沢橋で昼食を取り、林道終点から登山道に入る。きれいに整備されていて、非常に歩きやすい。
 後から来た若者のいるパーティーに先に行ってもらい、ゆっくり登るが、それでもすぐに三条の湯に到着した。受付を済ませ、大部屋にはいる。今日は、大部屋を貸切状態だった。入浴を済ませ、Yさんの指導で、体をほぐす体操をしたり、話を聞いたりして小屋でのひとときを過ごし、夕食後はすぐに横になって眠りについた。

★7月8日
 昨晩のうちに作ってもらった朝食を持って、5時前に小屋を後にした。落ちると危険な斜面をトラバース気味に登っていく。明け方から、ヒーヒーというトラツグミの声が聞こえていた。沢筋ではミソサザイが元気に囀っている。青岩鍾乳洞の分岐近くで朝食を取る。
 水無尾根をトラバース気味にずっと登っていく。野鳥の歌声は、ミソサザイからコルリ、アカハラ、コマドリ、メボソムシクイと標高に合わせて代わっていき、三条ダルミではルリビタキが盛んに歌っていた。
 ここから、少し急登を頑張ると、避難小屋に到着する。避難小屋に荷物を置き、山頂に登る。青空も少し顔を出し、雲海の上に見えた山は飛龍山のようだった。残念ながら富士山は見えなかったが、雲の切れ間から月も見えていた。小屋の外でHさんにお湯を沸かしていただき、コーヒーなどをいただく。
 山頂からは緩やかな尾根道を軽やかに歩き、小さなピークを越えたところで、奥多摩小屋に到着した。木で作った大きくかわいいふくろうの置物が置いてあった。ここで小休止をして、先を急ぐ。尾根の右手には、マルバダケブキがたくさんあった。来月には、満開となって一面を黄色く染めることだろう。
 ブナ坂から、七ッ石山を巻いて堂所に向かう。Hさんは、先に七ツ石小屋に行き水を汲んで堂所で待っていてくれた。堂所から登り尾根をトラバースしながら下り、小袖乗越に着き、さらに山道を下って、鴨沢に到着した。少し遅れているメンバーを待って、1本遅いバスで奥多摩駅に向かった。A君にとってはじめての小屋泊まり。良い経験になったのではないだろうか?

記:網干

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