石割山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
2名
健常者
4名
1
平成19年10月18日 石割山 合計 8名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
2名
  コースタイム:平野(10:05)…石割神社(11:50)…石割山山頂(12:10-12:45)…
         二十曲峠(13:25-13:35)…立ノ塚峠(14:45)…内野(15:50)
天候:
曇り

 空には青空が見えるものの富士山は見えない。足和田山で見ることができなかったので、今度こそ見たいと思ったが、残念ながら見ることはできなかった。
 高速バスを平野で降り、山伏峠方面に歩き始めたつもりだった。しかし、しかし、石割山ハイキングコース入口のバス停は見あたらないし、石割の湯まで1.5kmなどという看板もある。どうもおかしいと思いつつ、石割山方面に向けて曲がったが、道が判然としない。地元の方に道を聞いて歩いてみるが、どうもおかしいと感じながら、それでも歩いていってみると、車道が見えてきた。車道を歩いているうちに、最初歩いた道は、山伏峠方面ではなく、切通峠方面だったことが分かった。それが分かると、あとは分かりやすい。最初の予定とは違うが、石割の湯経由で登ることにする。石割の湯は、休館だった。

 凸凹道の林道を登っていくと、分岐に到着した。指導標がある方向には、鎖がかけられ関係者以外立ち入り禁止と書いてある。それで、沢筋の道をそのまま行ってみたが、沢を渡ってしまうようで、どうもおかしい。引き返して、指導標の方向に登っていく。人が歩いた足跡もあり、こちらが正しかった。赤い鳥居から登ってきた道とも合流し、淡く色づき始めた木々の下を、広い整備された道に沿って歩いていく。白いリュウノウギクがたくさん咲いている。石割山の姿も見えてきた。富士山は見えないが、山中湖がよく見える場所もあった。

 石割神社に着くと、桂のご神木があり、その後に石割山の名前のいわれとなった割れた大きな石があった。ここからは、急登が続く。木の根に掴まったりしながら、ぐいぐい登り、石割山の山頂に12時過ぎに到着。ここは、素晴らしい展望の場所だ。富士山は雲に隠れて見えないが、裾野の北富士演習場や大平山方面、杓子山方面がよく見える。開放感のあるすがすがしい気持ちで昼食を食べる。

 山頂からは、少し急な道があるが、二十曲峠付近からは歩きやすい道となる。リンドウやヤマラッキョウ、トリカブトなどが咲き、テンナンショウの実が真っ赤に実っていた。二十曲峠付近は、紅葉が美しい。ススキの穂も秋の風情を醸し出している。歩きやすいながらかな道を登り、標識のない加瀬山を過ぎると、草原状のところが現れる。ガマズミの実がたわわに実っている。麓ではイチイの実がたくさん付いていたが、今年は実の付きが良いのではないだろうか? 立ノ塚峠だと思われるところから内野に向かって下る。林道は荒れて、土が流れて石がごつごつしていて歩きにくい。猛烈な匂いの養鶏場を過ぎ、舗装道路を下っていくと、内野のバス停に着いた。ここにはトイレがないため、スーパーから貸していただいた。申し訳ないので、スーパーで麦ジュースを買い、スーパーの横で打ち上げをして、高速バスの中は爆睡状態だった。平日の静かな山を楽しんだ一日でした。

記:網干

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