南高尾山稜山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
3名
健常者
13名
1
平成20年2月17日 南高尾山稜 合計 20名 会員外
(賛助員含む)
障害者
2名
健常者
2名
  コースタイム:大垂水峠(9:15)…大洞山(10:25-10:40)…中沢山下(11:25-11:55)…
         林道(13:05-13:30)…バス停(14:20)
天候:
晴れ

 朝、5時過ぎに家を出ると、目の前にサソリ座がくっきりと見えていた。今日は素晴らしい天気になりそうだ。
 相模湖駅で全員集合し、バスで大垂水峠まで行く。バス停の脇から雲をなびかせた富士山がよく見えた。
 車道から登山道の階段に入ると、すぐに凍り付いた雪道となる。道路を渡る橋の上で、軽アイゼンや滑り止めを付ける。トラバース道は、滑りやすく、軽アイゼンが良く利いた。尾根に出ると、雪も溶けて、地面が出ている。雪や地面が交互に現れる道を登っていく。木々の間からは、丹沢の山々や富士山が見えていた。
 大洞山の手前のベンチのあるところで、緩んだアイゼンを直してもらう。ここから100mで大洞山だ。ここで、記念写真を撮影し、縦走路を行く。山頂からの下りは、かなり傾斜がきつかった。中沢山方面から来た人に雪の状態を聞いてみたら、ほとんどアイゼンはいらない状況だと言うことなので、アイゼンを付けていたい人を除いて、アイゼンを外す。稜線通しに忠実にたどり、中沢山は巻いていくと、テーブルとベンチがあったので、そこで昼食にする。先程まで木の間から降り注いでいた日差しは雲に隠れてしまい、とても寒くなってしまった。最年少のK君が「帰りたい」と言うので、出発することにする。
 しかし、ここでコースを間違ってしまったようだ。しっかりした道が付いていたが、津久井湖が左手に見えたり、尾根の右側に雪が付いている北側斜面になっていることが、明らかにおかしいはずなので、ここで気づくことができたはずだが、そのまま下っていくと、麓の町が近づき、どんどん下っている。少し戻って正しい道を探してもらったらが、見つからなかったので、そのまま下ることにする。この段階で、津久井湖方面に下っていることと、この道が送電線鉄塔の巡視路のようで、ある程度しっかり道が付いていることから判断した。道は沢沿いとなり、細いところもあったが、最後に崩れかけた梯子を下ると、林道に出た。ここは、沼本ダムの北側だった。
 この道は土砂崩れが激しく、立ち入り禁止の場所で、こちら側にこないように鉄パイプの格子が設置されていた。そこをくぐり抜け、車道を下っていく。バス路線に出て、教えていただいたバス停からバスに乗車し、相模湖駅に戻った。

記:網干

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