半月山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
3名
健常者
13名
1
平成20年11月8日 半月山 合計 17名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:中善寺温泉(10:30)…茶ノ木平(11:45-12:15)…狸山(13:25-13:30)…
         半月山(14:55-15:05)…狸窪(17:00)…
         中善寺温泉手前の食堂(17:30-18:30)…中善寺温泉(18:45)
天候:
曇り

 紅葉真っ盛りの日光駅周辺から、バスで中善寺温泉まで上がる。車窓から見る紅葉も、なかなかきれいだった。

 バスを降りると、肌寒さを感じる。この秋一番の冷え込みではないだろうか? トイレを済ませ、車道を登山口に向けて歩く。

 登山口からは、急な階段で始まる。周囲の木々は、すでに葉を落としている。しばらく登って振り返ると、大きな男体山が木々の間から見えた。一度、休憩を入れて、登り着いたところが茶ノ木平だ。男体山や女峰山の展望がすばらしい。中禅寺湖とその向こうには白根山も見えている。

 少し進んで、風の来ないところで、昼食にする。今日は、じっとしていると、とにかく寒い。カップラーメンで温まる。

 茶ノ木平から尾根通しに登山道を行く。途中、道が分かれていてどちらが正規なのか分からなかったが、真っ直ぐの道は半月山への車道から離れる方向に進んでいるようなので、右に曲がっている道に進む。この道で正しく、しばらく進んで車道に下り立った。ここにも展望台があったが、車道に下りる手前にあった小高いところから、中禅寺湖などがよく見えた。

 車道からすぐに登りにかかる。以外に急登で、重くなった腹のせいか、足取りが重かった。ここを登ると、狸山の山頂だった。タヌキと書いてあるが、ムジナと読むらしい。ここから下って、また車道に下りる。ここには広い駐車場があった。展望もすばらしい。

 この駐車場にはトイレがなく、トイレまでは1.7km車道を歩かなければならない。あきらめて、目的の半月山に向けて登りはじめる。
 ところが、この登りは厳しかった。急な登りもあったが、問題はクマザサの尾根のトラバースだ。クマザサに被われて狭くなった道を、慎重に進む。左側は、クマザサに被われているが、急角度で落ち込んでいる。足を踏み外してしまったら、すぐにクマザサに掴まって止めないと大変なことになる場所が続いた。

 ようやく半月山までわずかの小さなピークに着いたが、まだここからもトラバースがあった。それでも、予定より少し遅れで半月山に到着した。やっと着いた山頂だが、つるべ落としの秋の日の短さを考えて、早々に出発する。

 半月山の下りは、展望がすばらしい。正面に間近の社山を見て、その左手奥には皇海山が聳えている。そんな風景を見ながら、ゆっくりと下った。膝を痛めたTさんも、ゆっくりだが確実に下りてくる。日は西に傾きはじめているが、15時40分過ぎに半月峠に到着。そのまま、狸窪に向けて下る。

 予定のバスに間に合わなくなったので、SさんとKさんに先に下って、タクシーを呼んでもらうことにする。途中でSさんと連絡が取れたが、タクシーは上がってきてもらえないようだ。

 明かりのあるうちに狸窪に下り立ち、林道を歩く。しばらく歩くと暗くなってきたので、ヘッドランプをつけて歩く。半月山の上には、半月が出ていた。
 先に行ったKさんから連絡があり、最初にあった食堂の方が車で迎えに来てくれるという。大丈夫だと思ったが、すでに出たということなので、ありがたくお言葉に甘え、つかれている方に乗っていただいた。お世話になった食堂に着いて、そばやビールで腹ごしらえをする。中禅寺湖発のバスに合わせて、食堂を後にした。

記:網干

2008年度活動報告(山行)に戻る