鋸山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
4名
健常者
18名
1
平成21年1月10日 鋸山 合計 24名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
2名
  コースタイム:浜金谷駅(9:50)…観月台(10:15-10:25)…地獄のぞき(11:35-12:10)…
         鋸山三角点(13:20-13:30)…林道(14:10-14:20)…保田駅(15:20)
天候:
晴れ時々曇り

 昨晩の雨も上がり、空はスッキリと晴れ渡っている。ただ、鋸山は時折黒い雲が流れてきて、パラッと雨が降った時もあった。

 浜金谷の駅は、Suicaなどのカードが使えず、精算に手間取ってしまった。トイレも少なく、できるだけ電車の中で済ませるべきだった。

 駅からは案内標識に従って、鋸山を目指す。線路を渡って少し行くと、急な階段の始まりだった。お正月でなまった身体には、少しきつかったようだ。途中、少し休みを入れ、登り着いたところが観月台だ。ここは、すばらしい展望だ。東京湾の向こうに、富士山も見えている。雲がまとわりついてはっきりとは見えないが、右側にある丹沢山塊や左側の箱根の山々も見えている。

 観月台からさらに登り、石切場跡に行く。垂直の岩壁がそそり立ち、なかなか迫力がある。ここから、地獄のぞきに行かれると思ったのだが、ここは行き止まりだった。それで、途中にあった分岐に戻り、地獄のぞきに向かう。百尺観音の手前で一人当たり拝観料600円を支払う。これは高すぎるという不満がでる。

 百尺観音から左に続く階段を登っていくと、地獄のぞきに到着する。風があり寒いが、ここで昼食タイムにする。昼食後、地獄のぞきに行って、展望とスリルを楽しむ。

 地獄のぞきから三角点に行かれると思ったのだが、どうも道がないようなので、もう一度、石切場への分岐に戻る。急な階段が続き、足幅の狭いところなど慎重に下る。石切場への分岐につき、石切場方面にもう一度戻る。そして、東京湾を望む展望台に立ち寄り、すばらしい展望を楽しむ。房総半島の南部、そして太陽の光を受けて光る海、その右には大島、伊豆の天城山、箱根、富士山、丹沢と続いています。足下には浜金谷の港が見え、浦賀水道の向こうには三浦半島が見え、横須賀火力発電所の煙突が大きく見えます。東京湾の奥には、都心が遠くに見えています。

 すばらしい展望を跡にして、予約したばんやさんに遅れないよう、時間を気にしつつ、先を急ぎます。尾根の道を何度かアップダウンを繰り返し、千葉テレビ送信所のアンテナを過ぎ、ようやく一等三角点のある鋸山山頂に到着です。ここは、北側が開けていましたが、展望はあまりよいとは言えず、みんなで集合写真を撮って、先を急ぎます。

 山頂からも尾根通しに歩きます。時々尾根が狭まったところがありますが、手摺りなどもあり、しっかりと整備されています。こちらに来ると、登山者にはほとんど会うことなく、静かな山歩きが楽しめます。元気いっぱいの我々のパーティーは、いつもどおりにぎやかですが。

 障害を持つI君は、弱視のIさんに、木の根や滑りやすいところを教えてあげています。今年は、いよいよ就職。頑張って欲しいですね。

 林道に、予定よりも少し早く到着。これで時間の心配はなくなり、ホッと一安心。林道から車道を、スイセンの花を見ながら軽やかに歩きます。保田駅からは、送迎バスに乗って、Kさんお勧めのばんやさんに向かう。夕日と富士山を見ながら、新鮮な魚を使ったお寿司などを堪能し、帰りも保田駅までバスで送っていただきました。

 今年、最初の登山は、みなさまの協力のおかげで、無事楽しむことができました。今年も、よろしくお願いいたします。

記:網干

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