第21回ふれあいハイキング(野川公園)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
6名
健常者
10名
1
平成21年11月1日 野川公園 合計 17名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:武蔵小金井駅(9:55)…武蔵野公園(10:30)…野川公園(11:20-12:20)…
         多摩駅(14:30)
天候:
曇り一時晴

 武蔵小金井駅をあとに、車道をはけの森美術館に向かう。はけの森美術館へは、案内板に添って、坂を少し下り、裏門をくぐって竹林の中を下る。立派な竹が茂り、趣がある。下りきったところが、はけの森美術館だ。今日はガラス絵の準備のため、閉館中だったため、中に入れなかった。

 ここからはけの小路を歩く。小川が流れ、石畳の小路は、やはり趣があって良い。そこを通り抜け、左に折れて少し進み、右手に折れると野川の畔に出る。橋を渡ったところが、武蔵野公園の始まりだ。コスモスが美しい。広場を横切り、少し休憩していると、Hさんがくじら山に登りたいということなので、Mさんが一緒に登ってくださった。本日の最高峰でしょうか?

 そこから、野川沿いに進み、バーベキューなどをしている広場に上がる。この付近の木々は少し色づいていて美しい。バーベキューをしている人たちの脇を通り過ぎ、再び野川沿いに戻る。シジュウカラが群れを作って飛び交っていた。野川は、護岸工事もなく、「春の小川」の歌に出てくるような小さな小川だ。

 西武線の下の道路を横断し、野川公園に入る。野川を渡って広場に行くと、桜が咲いている。これはコブクザクラという種類だそうだ。その先にもたくさん咲いていたので、そちらに行って昼食とする。その広場には、見事な枝振りを見せる大きなエノキがあった。樹齢何年くらいだろうか? 東京がビル群になるよりも、ずっと前からそこに立っていたように感じる。このような木を残してくれた武蔵野の人たちに感謝です。

 昼食を取ったところから自然観察センターに移動する。センターでは、野川周辺の生き物に関する情報が豊富だ。鳥たちの歌声を聞いたり、鳥の巣、キイロスズメバチの巣、魚たち、動物や野鳥の写真などを楽しめる。そこで、しばらくゆっくりしたあと、自然観察園を一回りする。いくつもの池があり、小川が流れている。湿地には木道があり、土の道にはチップが敷き詰められているようで、ふかふかだ。シロヨメナやリュウノウギク、リンドウなども咲いていた。

 それらを楽しんだあとは、東八道路の上を通って、わんぱく広場方面に行く。東屋付近で休憩していると、風が強くなってきた。寒冷前線が北から近づいてきたのだろう。休んだあとは、公園を出て、多摩駅まで歩く。西武多摩川線は、今時めずらしい単線だ。ほとんどの人が初めて乗ったのではないだろうか?

 切符を買っていると電車が来てしまい、運転手さんは私たちが乗るまで待ってくださった。運転手さんに感謝です。

 昔の武蔵野の面影を残す、野川沿いをのんびりと楽しむことができました。参加していただいたみなさまに感謝です。

記:網干

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