子ども登山教室スタッフ養成救助講習会(日和田山)報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
2名
健常者
7名
1
平成22年11月21日 日和田山 合計 9名 会員外 障害者
0名
健常者
0名
 

講師:網干

 子ども登山教室スタッフ養成事業の今年度第5回目は、日和田山で救助講習を行った。

 今回は、将来のスタッフを期待している中2の子どもたちも2人参加したので、まずはちょっとスリルがあっておもしろい、チロリアンブリッジに挑戦してもらう。

 しかし、子どもたちも大人も、失敗することなく、しっかりとロープを伝うことができた。失敗したのは私だけだった。

 次ぎに、急斜面を転落して自力で登れない人を想定し、その人をロープを使って引き上げる練習を行った。テキストは、堤信夫氏著の「全図解 レスキューテクニック」を使った。

 まずは、1:1の引き上げを行ってみる。やはり、摩擦が大きく、引き揚げるのはかなり大変だった。

 次ぎに、2:1の引き上げを行ってみる。こちらは、最初は1:1より軽く上げられたが、転落者のK君が、力を完全に抜き、地面に横になっていると、なかなか上げることができず、相当の力を要した。これは、カラビナの摩擦が大きいこともあるように思う。通常のカラビナの代わりに滑車付きのものを使えば、かなり楽に上がるのではないだろうか?

 その後、昼食を挟んで、クライミングの練習をする。女岩南面の右側の壁と、女岩西面のチムニーを中心に登った。

記:網干

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