第26回ふれあいハイキング(證誠寺・潮浜公園)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
1名
健常者
10名
1
平成23年2月20日 證誠寺 合計 16名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
5名
  コースタイム:木更津駅(10:30)…潮浜公園(11:35-12:40)…木更津駅(14:30) 天候:
曇り

 木更津駅に着くと、狸囃子の音楽が迎えてくれる。木更津駅の発車合図は、狸囃子のようだ。

 今日は残念ながら、どんより曇っていて、青空は期待できそうもない。先に木更津駅に来ていた方の話を聞くと、少し前に雨も降ったとか。やや心配ではあるが、昼間は降らない予報を信じて、自己紹介のあと、歩きはじめる。

 今回は、4人の小学生が中心になりそうだ。今の證誠寺で狸をみることはないと思うが、商店街などでいくつ狸の置物を見られるか、子どもたちに数えてもらう。

 いろんな狸が立っている。中にはマイクを持って歌を歌っているような狸もいた。とてもリアルで立体感のある狸を家の壁に描いた絵もあった。

 そんな狸を楽しみながら歩いていくと、まずは八剱八幡神社に到着する。ここは、源頼朝が神領と社殿を寄進したという言い伝えがあるが、御輿の立派さなどに驚いた。

 次は、狸囃子で有名な證誠寺に到着する。狸囃子の碑や大きな鐘が迎えてくれる。記念写真などを撮って、次の見染の松に向かう。与三郎とお富の逢瀬の頃の松はなくなったようだが、数本の松が植えられ、再現している。その少し先には、木更津甚句の銅像(?)もあった。子どもたちは、近くにある滑り台を、ウンチの滑り台だと言って、喜んで滑っているが、ウンチではなくて巻き貝を模したもののようだ。その隣には蛤のようなモニュメントもあった。

 そこから富士見大橋を渡って、潮浜公園に行く。公園で昼食にする前に、子どもたちには広場を2周走ってきてもらう。子どもたちは「何のために走るんだろう」という疑問を持ったようだが、あまっているエネルギーを使ってもらうためだ。

 昼食は海の近くのベンチで食べたが、海からの風が寒く、かなり厳しかった。食後は、童心に返って、子どもたちと滑り台やターザンのようにぶら下がる遊具で楽しんだ。

 その後は、公園をあとにして、中の島に向かう。ここは、恋人の聖地に指定され、狸のカップル像がある。その脇には、南京錠を付けて永遠の愛を誓い合うことができるラブフェンスがある。今回は、恋人同士はいないので、見るだけにして、日本一高い歩道橋といわれる中の島大橋を渡って中の島に行ってみる。

 大橋からは、天気が良ければ、富士山もよく見えるはずだが、今回は残念ながら見えなかった。しかし、春に潮干狩りをする干潟や自衛隊の木更津駐屯地が見えた。南側には、新日鐵の君津製鉄所も見えている。

 中の島では、N君のが「どろけい」をしようという。大人はやりたくなかったのだが、いつの間にかどろぼう組と警察組が決まっていた。仕方ないので、大人も真剣にどろぼうを追いかけたが、財宝を奪われてしまった。真剣に走った大人は、山よりも疲れましたね〜。

 そこからは、木更津駅に戻るだけだが、途中で海の幸の販売店に立ち寄った。生きたサメやヒラメ、エビや貝などが売られていた。お土産をたくさん買い込んで、木更津駅に戻った。

 雨に降られることもなく、子どもたちの楽しい会話を聞いたり、一緒に楽しんだり、これまでになく新鮮な一日でした。狸の置物は、27体とか29体とかいろいろでしたが、どこまでを置物とするかが難しいので、だいたいそんなものかな〜と?

記:網干

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