不老山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
6名
健常者
12名
1
平成23年1月23日 不老山 合計 18名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
 

コースタイム:棚沢キャンプ場(9:20)…番ヶ平手前の稜線鞍部(11:50-12:20)…
         番ヶ平(12:40)…不老山(13:30-14:00)…駿河小山駅(16:50)

天候:
晴れ時々曇り

 朝、東西線のトラブルで遅れていた皆さんも、棚沢キャンプ場バス停にタクシーで15分位の遅れで駆けつけてくれ合流し、一安心。今朝、河原に霜が降りているが、風がなくさほど寒さを感じない。

 わいわいガヤガヤと、ゆらりゆらりと丹沢湖から流れ出る河内川の吊り橋を渡り、畑の中の道を通り登山道に取りつく。梅が一分咲きまでもいかないが、咲いていた。ここはもうそろそろ春。もうすぐ春ですねぇ〜♪と歌いたくなる。登山道は、傾斜の強い山腹をジグザグに上がっている。木々は、広葉樹であるので葉を落とし、朝日が入り明るく暖かい。

 登山道は、傾斜が緩んでくると、尾根を回り込み、沢に向かってトラバースして次の尾根に絡んでいる。そのトラバースの道幅は30cm位で左手が沢に向かって落ちている。ひと組ひと組慎重に、ロープを出すことなく無事通過できた。その後、樹林帯に入って行く。この辺りから、昨年の豪雨の爪痕がいたるところで登山道を分断していた。迂回を繰り返しながら登って行く。Kさんの孫小学2年生のS君にトップを取らせる。崩壊でスリルを感じるのか、さらに元気に登って行く。そして「相棒、相棒」と叫んで背丈以上の倒木を引きずって登って行く。「無駄な力は使わんと。ばてるばい。」(これは筑豊弁で無駄な力は使うなということです)といっても、「相棒」を離さない。いやはやなんとも元気でした。

 やっと、番ヶ平への稜線鞍部に到着。Mkoちゃんもしっかり元気について来た。不老山は左手西方にある。この鞍部で、日当たりがよく北方の山が望めるので、昼食とした。北方には大室山、加入道山であろうか、道志川左岸の山々が眺められた。
 番ヶ平の林道から不老山山頂への最後の登りをこなす。間もなく320m不老山山頂の到着。不老山標識の前で記念写真をとり、展望がないので、3分ほど西方に移動する。雲がなかったら、でーんと富士山が立っているはずだが、あいにく雲に隠れていた。

 下山にかかる。すると前方に白いきつね?・・・白い大型犬が尻尾を振っていた。「おいでおいで」と手招きしたら、じゃれて来た。捨てられたのか、迷子になったのか。いっとき尻尾を振りながらついて来た。Aさんよりパンをもらい、犬にパンを与えた。むさぼるようにたべ、満足したのかどこかに消えた。

 金時公園への下山道がロープで封鎖されていた。理事長が電話で通れることを確認していてくれたので、金時公園への道をとる。登山道はしっかりして歩きやすかった。ほどなく林道にで、金時公園に降りる。この林道も昨年の豪雨の影響を受け、いたるところで大きく崩壊していた。出水の物凄さを語っていた。崩壊に近づかなければ問題ないので、無事に金時公園に降り立つことができた。運動場ほどもある広場をS君が2周も走ってきた。ここでも、いやはやなんとも、元気でした。今日は楽しかったみたいでした。金時公園に、「坂田金時誕生の地」の看板と大きなマサカリがあった。御殿場線駿河小山駅で電車に乗り帰路に付く。

 理事長、会計のPさんYさん、参加者の皆様の協力、メンバーシップ、サポートにより、無事に山行を終えることができました。本当にありがとうございました。

記:平野

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