大小山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
3名
健常者
11名
1
平成23年3月6日 大小山 合計 15名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:富田駅(10:15)…阿夫利神社(11:00)…見晴らし台(11:30)…
         南尾根ピーク(11:45)…大小山…妙義山(12:00-12:50)…
         阿夫利神社(13:50)…富田駅(14:30)
天候:
晴れ

 富田駅に全員集合し、自己紹介をした後、阿夫利神社まで住宅地の中を歩きました。本日のコースは道標がきちんと設置されていて登山口が大変分かりやすくなっていました。途中で梅の花が満開で、地面にはふきのとうがたくさん生えている場所があり春の訪れを感じながらのスタートとなりました。

 天気がよく気温が上がっていたようで体がすぐに温まったようです。阿夫利神社の登山道入り口にて被服調整を行いました。駐車場には十数台の車が駐車しており、結構にぎわっている様子でした。ここから左周りルート(右周りルートも有)で登り始めます。神社背面には「石尊の滝」という病気に効くことで有名な滝があるのですが、滝というより水をひいてきた竹筒という印象でした。ここで水を汲んでいる方もいました。

 ほどなく男坂と女坂の分岐に出たので男坂のほうに向かいます。このあたりから岩場が始まります。時々四つんばいになりながら岩場を登っていきます。一汗かいた頃に見晴らし台に到着しました。ここからほぼ垂直の岩壁に設置された大小の文字が一番大きく見えます。この山は、昔から大天狗、小天狗の住む霊場としてあがめられているそうです。かつて信仰の山としてにぎわったそうなので目印の為に取り付けられたのかもしれません。電車からも大小の文字がよく見えました。

 南尾根のピークに展望を眺めに登り、360度の展望を楽しんだ後、大小山のピークに向かいます。山頂からは男体山がくっきり見えました。地元の方によると冬晴れの日にはスカイツリーや新宿の高層ビル群も見ることができるそうです。続いて妙義山のピークがありそちらの方が高いので一番高いところで昼食を取ることにしました。

 Kさんが持参してくださった三脚を使用し、Yさんのカメラで集合写真を撮り、下りに向かいました。今日はYさんが先へ先へ待ち構えて、写真を撮ってくださいました。

 ピークからの下山時、ロープを使用して下る場所があり、ここが本日一番の難所でしたが、皆さんの決め細やかなサポートで無事に全員クリアしました。落ち着いたころ、洞窟がありここで一息つきました。ライトを取り出し「洞窟の奥まで行ってみよう!」と入れ替わり立ち代り、出たり入ったりしばし童心に返ってミニ探検を楽しみました。

 その後の下りはペースもあがり、スタート地点の阿夫利神社まで予定より30分くらい早く到着しました。
 荷物を整理し一息ついた後、駅に戻りましたが途中で美術館に立ち寄るメンバーと別れました。予定より1本早い電車に乗ることができましたが栃木駅で予定通りの電車に乗り帰路につきました。

 本日は皆さんのすばらしいチームワークで無事に山行を終えることができました。会計を担当してくださったNさん、写真を撮ってくださったYさん、サポートをしてくださった皆様本当にありがとうございました。

記:竹内

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