第28回ふれあいハイキング(さきたま風土記の丘)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
2名
健常者
8名
平成23年6月4日 さきたま風土記の丘 合計 12名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
2名
  コースタイム:武州荒木駅(9:30)…小見真観寺古墳(9:50)…地蔵塚古墳(10:30-10:40)
         …さきたま風土記の丘(12:25-13:10)…忍城趾(14:00-14:25)…
         行田市駅(14:40)
天候:
快晴

 上野駅から日比谷線、東武線、秩父鉄道と乗り継いで、武州荒木駅に降り立つ。今日は、すばらしい天気に恵まれた。秩父鉄道は単線のため、反対方面の電車が来ないと、待っている電車は発車しないため、電車のすぐ前にある踏切で待たされた。

 武州荒木駅で全員集合し、自己紹介の後、歩きはじめる。まずは、真観寺(しんかんじ)古墳を目指す。真観寺古墳は、前方後円墳で、全長112mあるそうだ。古墳の上は、樹木などが茂っていた。

 次は、地蔵塚古墳に向かう。秩父鉄道を渡って、水田の中を歩く。麦畑も穂がきれいに伸びていた。近くの木の上で、オナガが「ギューイ」と言っている。カラスの仲間なので声はよくないが、姿は美しい。オナガは、今回のハイキングで何度も見ることができた。

 なかなか竜泉寺が現れず、道を間違ったかなと思ったが、ようやく竜泉寺が現れ、そこを過ぎたところで、民家の方に道を聞き、地蔵塚古墳にたどり着いた。ここは、上に建物が建ち、小さな公園になっていた。ここで、休憩し、次は八幡塚古墳を目指す。

 八幡塚古墳は、「関東の石舞台」とも言われるそうで、立派な石室が復元されていた。昔の人は、どうやってこんな大きな石を積んだのだろうか?

 次は、成就院の三重の塔を探す。今回、案内の看板があったのは、八幡塚古墳だけで、他はガイドブックの地図だけが頼りだった。三重の塔をようやく探しだし、成就院に到着できた。

 次は、いよいよさきたま風土記の丘だ。地元の方に道を聞いたが、どうもこの道はガイドブックにあるものと違っていたようだ。しかし、すぐ近くに大きな古墳がたくさん見えていたので、迷うことはなかった。川や池があり、芦の上でオオヨシキリが元気にさえずっていた。

 道路を曲がって、さきたま風土記の丘に入る。すぐに現れたのは、将軍山古墳だ。左手には、きれいなポピーの花の向こうに二子山古墳がある。さすがにおなかが空いてきたので、広場の桜の木の下で昼食にする。今日はかなり気温が高そうだが、木陰はさわやかでとても涼しい。ここでもオオヨシキリが元気にギョギョシと鳴いている。

 昼食の後は、日本最大の円墳といわれる丸墓山古墳に登ってみる。標高差は19mあるらしい。階段の数を数えたSさんは、ちょうど100段あったという。古墳の上からは、風土記の丘がよく見え、行田市もよく見えていた。空気が澄んでいたら、日光や上越の山々も見えるのではないだろうか?

 埼玉古墳群とさきたま風土記の丘は、埼玉県発祥の地だそうだ。風土記の丘を後にして、最後の目的地、忍城趾を目指す。舗装道路は、ものすごく暑く、かなり汗ばんできた。途中の水上公園では、公園内を歩く。木々の近くはやはり涼しい。

 忍城趾は立派なお城が復元されていた。休憩していると、何か出し物があると教えていただいたが、見たい人と帰りたい人に分かれたため、ここで解散することにする。暑い中、みなさま、お疲れさまでした。

記:網干

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