第16回ミニハイキング(北印旛沼)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 0名 健常者 6名
平成23年11月26日 北印旛沼 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:下総松崎駅(10:05)…昼食(11:25-12:00)…酒直水門(12:20)…安食駅(13:30) 天気:晴れ

 今回は、予定では8人の予定だったが、1人来なかったため、7人となった。

 

 すばらしい天気に恵まれ、下総松崎駅を出発する。せっかく望遠鏡を持ってきたが、ネジが壊れてしまい、三脚に付けることができなかった。重いだけの荷物になってしまい、残念だが仕方がない。

 

 車道をしばらく歩き、北印旛沼に向かう農道に入ると、一面に田んぼが広がり、広々として風景になって、気持ちがよい。チョウゲンポウらしきワシタカの仲間が早速現れて、飛んでいった。小さな鳥は、動きが早く、しかも遠かったため、識別できなかった。

 

 ビオトープ中のため、魚を捕るなと書かれた看板があり、川の中を見てみると、メダカがいた。昔は当たり前のようにいたメダカだが、今では絶滅危惧種だということで、自然破壊が進んだことが残念だ。この小さな川は、ゴミが浮いていたりして決してきれいではないが、いろんな魚がいるようだ。張られてあった網に、大きめの魚がかかっていたらしい。

 

 北印旛沼の堤の上を歩きたかったが、今年の大震災の影響でかなり崩れてしまい、現在は工事中のため、立ち入り禁止となっていた。残念だが、ここにも震災の爪痕があったことをはじめて知った。

 

 田んぼが広がり、遠くには筑波山が見える。稲が刈られた田んぼには、アオサギか舞い降り、遠くには、タゲリの群れが餌を啄んだり、群れをなして飛んだりしていた。チュウヒやトビも舞っていた。

 

 おなかが空いたため、見晴の良い田んぼの真ん中で、少し早い昼食とする。通り抜ける車は少ないが、最徐行して土煙が立たないように気を使ってくださった。

 

 昼食の場所から少し行くと酒直水門だった。酒直水門から対岸に渡り、さらに少し行ったところにある欄干の低い豊年橋を渡って安食駅を目指す。水門の近くでは、釣り人たちが数人、釣り糸を垂れていた。

 

 長門川の畔で休憩していると、長門川に注ぐ小さく浅い川に鮒が数匹横になっていた。死んでいると思ったら、まだ3匹生きているのが分かり、Kさんが長い棒を拾ってきて長門川まで鮒を運んでくれた。Kさんは、魚命救助で鮒から表彰されるでしょう!

 

 そんなことをしていたら、カワセミが1羽現れ、飛び去って行った。一瞬だけ、見ることができた。さらに、車がたくさん走る道のすぐ近くにある小さな川のコンクリートの上にもカワセミがいた。

 

 安食駅には、予定どおりの時間に着き、成田線で成田方面に向かった。

 

                                                                 記:網干