鳥ノ胸山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 3名 健常者 7名
平成25年1月6日 鳥ノ胸山 合計 10名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:落合橋(10:00-10:30)…雑木の頭(11:30-11:40)…鳥ノ胸山(12:20-13:00)…
        道の駅どうし(14:15)
天気:

 年が明けて最初の山行は、山梨県道志村にある鳥ノ胸山だ。都留の高速バスの停留所からタクシーで入れるところまで入ってもらうことにしたが、登山口までは来ていないと思いこんでしまい、そのまま林道を歩いていく。すると、最初に現れた橋に水晶橋と書いてある。あれまあ、城ヶ尾峠方面に来てしまった。

 

 すぐに引き返し、登山口を探しながら歩く。結局、タクシーを降りたところに戻った場所に登山口があった。降り出しに戻ってしまったが、気を取り直して出発する。それでもタクシーで置くまで入ったおかげで、30分早く出発できた。

 

 いきなりの急登をがんばる。しばらく登ると、山の上に富士山が頭だけ見せるようになってきた。ボーイスカウトが設置したかわいい道標がほほえましい。鎖の付いた滑りやすいところを下り、少し行くと雑木の頭に到着する。檜洞丸や畦ヶ丸、大室山がよく見える。これから向かう鳥ノ胸山も見えていた。

 

 かなり下って、鳥ノ胸山南峰への急坂を登り、もう一度下ってから登り着いたところが、鳥ノ胸山の山頂だった。山頂からは、富士山が一望。新年の最初の登山は、やはり富士山の見える山に限る。今日は風もなく、穏やかな登山日和だ。手前の山の奥に、雪を抱いた南アルプスの山も見える。頭だけだが、甲斐駒、アサヨ峰、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳などが見えていたようだ。

 

 40分ほど山頂でゆっくり休み、急坂を下る。急なだけでなく、ざらっとした土で滑りやすい。バランスの良いNさんも滑ってしまった。サポートされていたMさんが、ここでは、後で引き上げてくれていた。その後は、体制を立て直し、慎重かつ順調に下っていく。林道に出て、さらに下ると、道志川に架かる橋があり、タクシーを予約していた道の駅どうしに着く。予約時間まで2時間もあるので、あたたかな部屋の中で、ほうとうや鮎の塩焼きなどを楽しみながら、話しに花を咲かせて、タクシーを待った。

 

                                                                 記:網干

 

《参加者の感想》

今年 初の登山は道志の鳥ノ胸山にいってきました。待ち合わせの新宿駅では新年のご挨拶。バスの旅は乗り換えがなくてお気楽。バスから見える富士山は大きく感じた。

 

今年はへび年なのになんで鳥のつく山? 蛇の名がつく山はあるんだろうか? なんて話しながら登山口からいきなり急登に汗を吹き出しながら登る。冬は枝から葉が落ちて木の隙間からよく山が見える。癒される~そんな言葉がふっと出てしまう。

 

周りを見渡すと3000m級の山々は頭が真っ白だ。リーダーが「あれが甲斐駒ケ岳ですよ」と教えてくれた。遠いのに高い。富士山はひときわ白く気高く凛としている。綺麗。やっぱり日本一だ。

 

登山道はなかなかの急登でロープなどもあったが道は整備されているように思った。稜線にでると気持ちがよく南峰から北峰と渡り、まちにまった昼食。Fさんがココアをふるまってくれて、ちょっと薄かったけど暖かくておいしかった。富士山を見ながら昼食、Aさんからも新潟のおみやげが出てきてなかなか都会では食べられないものをいただいた。貴重なおみやげ、ごちそうさまでした。

 

下山はなかなか急でしたが慎重に歩いてなんとか転ばずに道の駅に到着。日本にはいろんな名前の山がある。鳥ノ胸山という名前の由来もあるのでしょうか。今年初の登山もよく晴れて、今年も幸先がよさそうだ。

 

今年も楽しいアルプの方々とたくさん山へいけますように。皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

                                                              記:S.Kさん