第7回自然と親しむ子ども山登り教室(景信山)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 4名 健常者 17名
平成25年4月14日 景信山 合計 21名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:小仏(9]50)…景信山(11:25-12:25)…小仏峠(13:00-13:10)…城山(13:40-14:00)
        日影(15:20)
天気:晴れ後曇り

 第7回目となる「自然と親しむ子ども山登り教室」の最初の登山は、春爛漫の景信山で実施した。本体は、子どもたちが6名、スタッフ6名、別動隊からの応援やボランティア参加の親御さん3名の合計15名、別動隊は、年長のAちゃんを含む6名となり、総勢21名となった。

 

 大混雑の高尾駅で、小仏行きのバスに乗る。小仏で下車し、自己紹介の跡、Yさんのリードでストレッチを行って出発する。

 

 ニリンソウなどが咲く楽しい車道だ。しばらく歩くと、高尾山のプロ、Aさんから地図に書かれていないが、沢沿いに景信山に登るルートがあり、危険なところはなく、整備もされていると教えられる。歩きはじめてのコース変更だが、一般の道は混雑が激しいことと、信頼できるAさんの情報なので、教えていただいた新しいルートを登ることにする。

 

 沢沿いの道は、いろんなスミレやキケマン、ムラサキケマン、ヨゴレネコノメ、ミミガタテンナンショウなどがたくさん咲くコースだった。子どもたちは沢での遊びを楽しみながら歩く。道は次第にジグザグとなり、景信山の山頂直下に向けてぐんぐん登っていく。足下には、エイザンスミレやタチツボスミレがたくさん咲き、ナガバノスミレサイシンもまだ咲いていた。

 

 タチツボスミレの群落を過ぎると景信山と城山の縦走路に飛び出した。城山方面の山腹は、桜の花や芽吹きの木々がとても美しく、すばらしいところだ。後の方にいた6年生のSちゃんが山頂直下で先頭に追いついてきた。

 

 山頂の見晴しの良いテーブルで昼食タイムとする。富士山は見えなかったが、丹沢の大山が見え、周囲の山腹は春らしい雰囲気に包まれて、ほんわかした気分にさせられる。昼食後は、山頂標識の付近で集合写真とする。餅つきをしていた人たちから、S君が餅をつかせてもらっていた。

 

 山頂で集合写真を撮った後は、小仏峠に向かう。 広い気持ちよい尾根を歩く。香りのすばらしいニオイタチツボスミレが咲いていた。子どもたちは、「良い匂いがする」と香りを楽しんでいた。

 

 満開近いヤマザクラを見て、さらに進むと、小仏峠に到着する。少し休憩したあとは、最後のピーク、城山に向かう。

 

 急なところを登ると、眼下に相模湖が見える。S君は、あそこでカヌーをしたよと昨年のキャンプのことを覚えていた。

 

 城山に着くと、そこは桜や草花の楽園のようなところだった。子どもたちはラムネを飲んでいる。ふたを開け、ビー玉を取り出したら、店の人から「とれると知らなかったからビー玉を持っていって良いよ」ともらったそうだ。

 

 山頂から舗装道路を歩く。ヒトリシズカが咲き、アカネスミレやいろんなスミレが咲いている道だった。Y君は、「また沢で休もうね」と何度も言う。Aさんに良い場所がないか聞いたら、少し行くとあるというので、そのまま先頭で下っていく。道の脇には、タカオスミレも咲いていた。

 

 かなり長い距離だったが、ニリンソウの群落のある広場で休憩する。子どもたちは、水を得た魚のように沢で遊んでいた。

 

 少し歩くと日影のバス停に着いた。何とか、予定通りのバスに乗り込み、高尾駅へと向かった。暖かい春の一日を子どもたちは十分に楽しんだようです。協力していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

                                                                 記:網干

 

《参加者の感想》

 2013年度の子供登山教室がはじまった。子供たちが待ちに待っていた日は晴天でYは朝からハイテンション。Kは寝ながら洋服に着替えている。

 

 電車ではおとなしかったふたりも高尾駅が近づいてくると笑みがでてくる。アルプの人たちをみるなり、大騒ぎ。昨年キャンプでお友達になったAくんにも会えてYはうれしそう。山歩きではKは相変わらずリーダーABさんにぴったりついている。なかなかやるな~K。これから先が楽しみだ。そのKから「せっちゃん、がんばれ」と声援をもらう。

 

 Yは子供リーダーのSくんにくっついてまともな道なんかあるかず、倒木の多い、藪の中を直登して歩いている。そういう危険なところが男?の野心をそそるんでしょうか。Sくんがまっとうな道はつまんないっていうのでなるほどわかってらっしゃる、と感心してしまった。ボーイスカウトのような整列して歩くなんてのはできてないが、元気で自由に笑顔いっぱいで大人のわたしたちがパワーをもらっているようだ。

 

 真っ黒になっても靴がずぶぬれになっても笑顔いっぱいの子供達。沢で水にたわむれてる姿が一番うれしそうだった。やっぱりこどもは水が大好き。

 

 高尾で京王組の人たちとお別れ。Aくんも京王組からJR組に変わってくれて・・・まだまだ離れたくない子供たち。とうとう新宿についてしまって、Aくんたちとわかれたら笑顔も消えて、混雑してる電車でこっくりこっくり、あわてて作ったザックのベッドにもたれて眠り込んでしまった。よく頑張ったね、おつかれさん。今年も頑張ろうね。

 

 リーダーはじめスタッフの皆さん、別働隊の皆様、お疲れ様でした。いろんな目で見守っていただき、たくさんの言葉をかけていただき、ありがとうございました。人は人の中で育つ。子供たちはちゃんとアルプの中で育っているようです。

                                                              記:S.Kさん