岩登り技術講習会(日和田山)報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 0名 健常者 4名
平成25年9月7日 日和田山 合計 4名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:10:00~15:00まで日和田山の岩場で実施 天気:曇り

 高麗駅に向かう電車のフロントガラスが濡れている。止んでくれるか心配だったが、高麗駅に着いた時は、ほとんど降っていなかった。

 

 全員揃って岩場に向かう。線路を渡ってすぐのところにコンビニができていて、とても助かった。このコンビニはとてもありがたい。これから何度も利用しそうだ。

 

 岩場に着くと、やはり雨模様の影響で来ているパーティーはいつもよりかなり少なかった。しかし、女岩の南面はすでに使われていたので、まずは男岩の南面を使うことにする。

 

 Cさんが岩登り初体験なので、ますはロープの結び方から練習する。8の字結び、マスト結び、セルフビレーの取り方などを実際にやってもらう。飲み込みが良く、すぐに覚えてしまったようだ。

 

 男岩南面のフェースは、特に下部が濡れていて滑りやすく厳しかった。最上部のフェースは乾いていたので、いつもと同じ難しさだった。全員が登ったところで、ロープを回収し、昼食休憩とする。

 

 昼食の後は、女岩南面のフェースを登る。全員登った後、さらに右側のフェースを登る。Cさんもだんだん上手くなってきた。これで剱岳も大丈夫だろう。

                                                                 記:網干

 

《参加者の感想》

 岩場に着いてみると、先ほどまで降っていた雨の影響で表面が濡れていて、いかにも滑りやすそうでした。初めての岩登りなので期待と不安と心配が高まります。ロープやカラビナなどの基本的な使い方を教えてもらって、いざ!!
 お手本をよく観察して同じように登ったつもりでしたが、ヘルメットは3回岩にぶつかり、3分の2くらいのところで左足ふくらはぎが震え出し、両足が何回か宙に浮いてしまいました。
 岩の上で他のグループの女性から、「その靴じゃ仕方ないですよね。」と言われ、相当ひどかったなと実感しました。降りるときは腰を落とすように言われましたが、体が思うように動かないのと、自分で縛ったロープへの不信感で、結び目ばかり見ながらヨタヨタと帰ってきました。楽しかったです。この大きな岩で1本、少し小さな岩で2本経験しました。3本目のときは少し岩を見ながら登れたような気がします。Nさんから「後でビデオを観るといいわよ。」と言われましたが、とてもそのような気にはなれません。体がフワッと浮くような快感が少しわかったような気がしています。

                                                              記:R.Cさん