美ヶ原山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 0名 健常者 7名
平成25年6月1日~2日 美ヶ原 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:
6/1 三城(11:50)…広小場(13:00-13:30)…茶臼山(15:40-15:55)…山本小屋(17:10)
6/2 山本小屋(8:45)…王ヶ頭ホテル(9:20-9:40)…王ヶ鼻(10:10-10:15)…天狗の路地(10:55)
天気:
6/1 曇り
6/2 曇り

★6月1日

 梅雨に入って週末は雨の予報だったが、次第に良い方向に変わってきた。しかし、最も予報が難しいこの季節、土曜は晴れの予報だったが、どんよりとした曇り空で北アルプスや南アルプスは見えなかった。

 

 三城でタクシーを降り、お昼を食べる場所を探す。しかし、あまり良い場所がなく、結局、広小場まで行くことになった。車道沿いにもアケビの花や、ズミの花が咲いている。スミレもいろんな種類が咲いている。石垣でシマリスを発見。本州では初めてシマリスを見た。登山道は遊歩道と書かれているので、広い道かと思ったが、普通の登山道と同じ、狭い道だった。

 

 沢には、こけのびっしり生えた石がたくさんあり、沢の流れと相まってとても美しい。カワガラスも長い時間、姿を見せてくれた。渓流釣りをしている人もいた。途中、みちが不明瞭になったため、道を間違ったと思い、引き返したが、釣り人に聞いたら間違ってはいないそうだ。再び引き返して進んでみると、上に上がる道があった。そこから少し行くとヒロコバーではなかった広小場に到着する。ここは、草原になっていて、とても気持ちが良いところだ。まだ赤いつぼみをたくさん残したズミが咲き、梢ではオオルリがさえずっている。

 

 広小場からは次第に急になってくる。唐松林や白樺林を通り過ぎ、沢沿いのみちになり、鎖場を過ぎるとジグザグの登りとなってくる。木の間から美ヶ原の稜線が見える。王ヶ頭や美しの塔も見えてきた。

 

 ジグザグのみちから山腹をトラバースしてハイランドロッジの近くに出ると茶臼山の山頂はすぐそこだ。茶臼山の山頂は、すばらしい展望だった。まさに登りついて、不意に目の前に雄大な風景が広がる感じだった。山頂からは、蓼科山、霧ヶ峰の車山、諏訪湖、鉢伏山、浅間山、荒船山などが見えていた。時間もオーバーしているため、集合写真を撮って山本小屋を目指す。

 

 ガレ場を過ぎると雄大な草原のまっただ中を歩くことになる。有刺鉄線にノビタキの雌が止まってくれた。カッコウやツツドリの声も聞こえる。牛を放牧しているので、糞を踏まないように注意しながら歩く。上空にはヒバリが元気にさえずり飛翔をしている。

 

 足がつって苦労していたNOさんにCさんがずっと付き添っていてくれる。本当にありがたい。

 

 時間はかかったものの、美しの塔に到着。草原には牛たちがのんびりと草を食んでいる。塩クレ場は、牛たちに塩を与えるところ。牛たちが塩をなめていた。

 

 山本小屋に到着し、すぐに風呂に入る。ここは山小屋ではないため、浴衣も準備されている。夕食はマトンの焼き肉だった。ワインも付いて、山仲間アルプ設立10周年を祝って乾杯する。名古屋から一人で来た男性も仲間に加わって、部屋で夜のひとときを楽しんだ。

 

★6月2日

 山本小屋の朝食は7時30分のため、男性陣はゆっくりと寝させてもらう。

 

 今日はとても寒い。風も強く、1枚多く着て山本小屋を出発する。今日も昨日と同じく、どんよりと曇った空が広がっている。ただ、少しだけ昨日より明るい感じがする。

 

 美ヶ原のメインストリートを歩いて王ヶ頭に向かう。牛たちは小屋に帰ることなく、草原で一晩を過ごしたようだ。雄大な草原を見回しながら、ゆっくりと王ヶ頭に登っていく。王ヶ頭ホテルでトイレを使わせてもらう。寒くて、カッパを着込む。ホテルの周りには、イワツバメが飛び交っていた。

 

 ホテルの裏手が王ヶ頭の山頂だ。版状摂理の岩場で、岩の下は断崖絶壁になっている。ここよりも王ヶ鼻の方が展望がすばらしいようなので、王ヶ頭から下りて王ヶ鼻に向かう。王ヶ鼻は、すばらしい展望のところだ。晴れていたら、北アルプスが手に取るように見えることだろう。今日は見えなかったが、それでも足下には松本市街がよく見えていた。草原の武石峰もきれいに見える。

 

 あとは、林道を歩いて天狗の路地に向かうだけだったが、途中で普段は姿を見せないウグイスが木の上で長い間姿を見せてさえずってくれた。今回は、カワガラス、オオルリ、ノビタキ、ウグイスなどが見られて、野鳥でも収穫があった。

 

 天狗の路地に到着すると、予約していたタクシーが2台待っていてくれた。浅間温泉に入るのはやめて、直接、松本駅に向かってもらう。道路脇のレンゲツツジはもう満開だった。あと2週間ほどで、美ヶ原もレンゲツツジの季節を迎えるのだろう。また、季節を変えて来てみたいですね。

 

                                                                 記:網干