大峰山(忘年山行)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 4名 健常者 17名
平成25年12月15日 大峰山 合計 23名 会員外 障害者 0名 健常者 2名
コースタイム:旧役場前(11:50)…大峰山(12:20-13:15)…真名瀬バス停(13:45) 天気:快晴

 今年の忘年山行は、神奈川県の葉山町にある低山、大峰山で行った。標高は146m。山というより丘に近い。

 

 逗子駅からバスに乗り、旧役場前で下車。少し歩いたところにあった駐車場で、自己紹介と班分けを行う。3人の子どもたちは今日も元気だ。

 

 旧役場前からのコースはツツジコースになる。案内板にしたがって山道へと入っていく。子どもたちはどんどん先に行きたがるが、速く歩きすぎると山から下りてからの忘年会まで時間が余りすぎる。子どもたちにブレーキをかけながら、ゆっくりと登る。

 

 上に上がると、相模湾と木々の向こうに富士山が見えてくる。今日は、素晴らしい天気だ。相模湾の向こうには丹沢の山々も見える。気温も予報ほど寒くなく、風がないため、暖かく感じる。東屋といくつかのテーブルがあるところに出ると、そこが大峰山の山頂だった。あじさいコース側に少し下ると、富士山や江ノ島などがよく見える。

 

 山頂でお昼を食べた後は、歌が大好きなY君が持ってきた歌詞カードを基に、みんなで歌を歌う。今回はビリーブだった。Aけいこの「夢は夜ひらく」も!

 

 集合写真を撮った後は、山頂を後にして、真名瀬(しんなせ)に向かう。子どもたちは早く海に入りたいと急ぐ。ブレーキをかけながら、できるだけゆっくり歩く。長者ヶ埼方面の海岸線は海の青さと相まって、とても美しい。S君は、沖縄みたいだという。

 

 急な階段を下って行くと、熊野神社に着いた。車道に出ると、真名瀬のバス停はすぐそこだ。しかし、その前に子どもたち待望の波打ち際での遊びが必要だ。ズボンを濡らさないように、パンツになって遊んでいる。冬の海も子どもたちには冷たくないようだ。元気いっぱいに遊んだ後は、バスに乗って逗子駅に向かう。

 

 逗子駅で子どもたちやまっすぐ帰る人たちを見送った後は、忘年会だけ参加の人たちと合流して、地元の「はら田」という店で、今年一年を振り返って忘年会を行う。朝取りのシラスの刺身がおいしかった。

 

 今年も1年、無事に山行などを終えることができたことは、ひとえにみなさまのご協力のおかげです。ありがとうございました。

                                                                 記:網干

 

《参加者の感想》

 今日は今年最後のアルプの山行、三浦半島の大峰山へ。

 

 逗子駅につくとわたしよりも改札を出て、兄貴的な存在の翔太郎くんを探している。会えてうれそうにしている孫の笑顔をみてわたしもうれしくなる。大峰山も3人で仲良く小さな発見を重ねながら歩いている。昼食タイムも気はそぞろで集中できないであちこちうろうろ。ほとんど食べていない。うれしかったんだね。みんなに会えて。

 

 またここでも歌を歌わせてもらう。みんなと歌いたいといっていたビリーブ。山からは海が見えて、富士山も遠く相模湾の上にしっかりと見えていた。そこに集った仲間が笑っている。この上ない幸せってこういうことかなと思う。

 

 下山してすぐそこにある浜辺でズボンを脱いでパンツスタイルで海で遊びだす。12月だというのに寒さ知らずの子どもたち。充実した一日をすごさせてもらった。Kさんに孫たちを託し、わたしは忘年会場へ。料理は想像以上で、おかみさんもノリのいい人で楽しい時間を演出していただいた。初めて訪れたお店なのに、これだけのってくれるお店もない。そのようにアルプの人たちが動かしているのかもしれませんね。

 

 今年もよく山にいかせてもらいました。楽しい一年、ありがとうございました。来年もまた大きく成長していくであろう孫たちともどもよろしくお願いします。

                                                              記:S.Kさん