第8回自然と親しむ子ども山登り教室(石老山)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 1名 健常者 9名
平成26年4月20日 石老山 合計 10名 会員外 障害者 0名 健常者 0名

コースタイム:石老山入り口(9:55)…顕鏡寺(10:30-10:40)…融合平(11:15-11:20)…
        石老山(11:50-12:35)…大明神展望台(13:30-13:40)…プレジャーフォレスト前(15:00)

天気:曇り

 今年度の自然と親しむ子ども山登り教室の最初の登山は石老山だ。ただ、元々子どもが3人だけの参加で少なかったのだが、熱発などで2人が参加できなくなり、Kちゃんただ1人の参加となった。

 

 天気予報が1週間前より良くなり、曇り空ながら雨に降られずにすんだ。

 

 石老山入り口でバスを降り、トイレのある広場で準備と声出しをして出発する。早速、立派なしだれ桜が迎えてくれる。山腹の木々も芽吹きや新緑で春らしい雰囲気を出している。

 

 少し登るとヤブサメの声が聞こえ、さらにオオルリのさえずりも聞こえた。今年、はじめて聞くオオルリの声だ。いよいよ夏鳥のシーズン到来だ。

 

 滝不動などの大石の脇を登り、顕鏡寺に着くと、蛇木杉という根を地面の上に大蛇のように伸ばした杉が見られた。岩が積み重なっているところのため土を探して根を伸ばしたのだろうか? 樹木のたくましさを見せつけられたようだ。

 

 顕鏡寺から少し登ると、道が分岐している。右の桜道という方に進んでいくと、途中で視界が開けて、麓の町や高尾山方面がよく見えるところに出た。桜や新緑の木々も美しい。足下には立つツボスミレやジュウニヒトエ、ホウチャクソウも咲いている。

 

 さらに登っていくと、センダイムシクイのさえずりも聞こえた。賑やかなガビチョウも聞こえたが、ヤマガラやヒガラのさえずりも聞こえた。

 

 融合平に着くと、そこは桜の花びらが敷き詰められたピンクの絨毯が広がっているようだった。麓には相模湖もよく見えている。

 

 足下にはナガバノスミレサイシンも咲くようになってきた。少し急なところをがんばると、傾斜が落ちて山頂の一角に着く。山頂に着くと、テーブルのようなベンチに座って昼食タイムとする。曇っているため、残念ながら富士山は見えなかった。Iさんが60年前に遊んだというポンポン船を持ってきてくれた。多くの子どもたちに見せたかったのだが、今日はKちゃんが独占して見ることになる。船の中に火を付けると、丸い皿の中の水の上をポンポン音を出しながら進んでいく。どうしてそんな音がして、進むのか?だった。

 

 山頂からは大明神展望台を目指して下るが、岩や濡れて滑りやすいところが多く、Kちゃんと手をつないで慎重に下る。所々、ミツバツツジがきれいに咲いていた。

 

 大明神展望台で休憩する。この周囲の桜はまだきれいに咲いていた。アケビの花も咲いていた。

 

 急用の電話が入ったIさんが先に駆け下りていく。Kちゃんが「あ、アイスクリーム」というと気前の良いIさんはお金をおいて先を急いで下って行った。林道に出るまで思ったよりも時間がかかったが、それでも予定時間を大幅に短縮してプレジャーフォレスト前のバス停に着いた。

 

 子どもの参加が少なく、少し淋しかったのですが、雨に一度も降られず、春爛漫の一日を無事に楽しむことができました。

 

                                                                 記:網干

《参加者の感想》

 先日は今期1回目の子供登山で石老山へいきました。

 Yは前日に遊びすぎて当日熱を出し、家においてきました。毛布にくるまって顔も出さずにいるYの気持ちも一緒にザックに詰め込んで二人で相模湖へむかいました。

 曇り加減の重たい空も新芽の緑が押し上げてくれて春のトンネルをくぐっているようでした。Kもトップを歩き、時折後ろを振り返り、年老いて遅れてくるわたしを見守っているようだ。休憩時間にはIさんが60年前の船を火をつけて走らせてみせてくれた。ちゃんと桶も用意してくれて。子供たちを今日はどんなことをして楽しませよう、そんなIさんのアイデアにはいつも感謝してます。竹鉄砲も佑助の分と2本しっかりザックに詰め込んで家まで持ち帰りました。

 

 Kも久しぶりの山歩きで少々疲れたようだったが、Iさんが置いていってくれたおかげでアイスクリームのアイスを食べることができてKもそこでリセットしたようだ。

 

 子供登山アルプで代々継承されてきた登山靴がどんどん大きくなっていくKも小さくなってきたようです。次に使う子供のためにも大事に使わなくていけないね、Kちゃん。

 参加者の皆様、いろんなところで温かい言葉をくださり、ありがとうございました。Kはその温かい言葉を持って帰り、翌日は元気よく学校へいきました。

                                                              記:S.Kさん