石砂山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 4名 健常者 6名
平成26年11月30日 石砂山 合計 11名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:篠原(9:55)…石砂山(10:50-11:00)…鉄塔(11:40-12:15)…伏馬田入口分岐(12:20)
        …菅井(13:10-13:20)…峰山(14:20-14:35)…やまなみ温泉(15:30)
天気:曇り

 昨日の雨は予報よりも早く上がり、夕方には青空が広がっていた。今日はきっとすばらしい天気に恵まれると期待して、新宿から電車に乗る。空にはすばらしい青空が広がっている。

 

 ところが、相模湖に着くと、空はどんよりしている。それでも予報を信じて、タクシーに分乗して登山口の篠原へ。しばらくコンクリートの道を歩き、トイレを過ぎて沢を渡ってから山道に入る。いきなりの登りとなる。

 

 暗い植林帯の道を登っていく。雑木林に入ると、まだまだ美しい紅葉がある。紅葉した落ち葉の絨毯もすばらしい。急な階段を登ると、石砂山の山頂に到着した。予定よりも30分ほど早い。昼食には早すぎるので、少し休憩して出発する。

 

 山頂付近の落ち葉のないところはとても滑りやすいので要注意。山頂からの下りも階段だった。このコースは、東海自然歩道のため、道標などがしっかり整備されている。昼食の場所を探していたら、鉄塔のある展望の良い場所に出た。ここで昼食タイムとする。次々にいろんなおかずやリンゴが振る舞われて、おなかがうれしい悲鳴を上げていた。

 

 5分ほど歩くと、伏馬田入口バス停方面の分岐だった。稜線をそのまま行く。伏馬田城址(尾崎城址)の分岐で、城址に行ってみようと登り始めたら、かなり登るようなので城址に行くのは止めましょうということになる。

 

 山腹をトラバースするコースは、片側が切れているので注意しながら進む。涸れ沢を横切るために付けられた、金属製のグレーチングの橋が中央部で完全に折れ曲がっている。ぎざぎざがあるのでほとんど滑らないが、慎重に通過する。

 

 そこから少し行くと、民家が現れて、コンクリートの道になる。ここは、花街道らしい。さすがに今は花はほとんど咲いていない。

 

 バス道路の横断している菅井で休憩していると、家の中からおじさんが顔を出した。「若いお嬢さんたちの声がしたので出てきた」とのこと。出てきてみたら・・・・。

 

 菅井からはコンクリートの林道、そして土の林道に変わる。山道に変わり、これから登る峰山が見えてきた。低山ながらここも山頂の下は急登が続く。ようやく峰山に到着。ゴルフ場の向こうに最初に登った石砂山がよく見える。その左手には石老山も見えている。南側も開けていて、天気が良ければ、丹沢山塊の向こう側に富士山も見えるのだが、残念ながら今日は、丹沢山塊も雲に隠れている。

 

 峰山から少し下ると、風神・雷神・雨神の碑がある。さらに少し行くと、やまなみ温泉と東尾垂の湯の分岐となる。どちらに下っても温泉があるが、今回は計画通りやまなみ温泉側に行くことにする。

 

 しかし、このコースは、滑りやすい急坂が続く。Sさん親子が一所懸命に下りてくる。滑っても大丈夫だが、転倒すると怖いので、私も振り返り振り返り下って行く。下りきると、「急坂コース」の看板が。この看板、上にはなかったな?

 

 今回は、とにかく落ち葉がきれいだった。急坂もきれいなところがあったが、その後もきれいな落ち葉の道が続く。低山ながらアップダウンが多く、急坂も多かった今回のコースも、ようやく民家が見えてきて、車道に出た。

 

 やまなみ温泉に行くメンバーもいたが、私は同じ新宿集合組として、予定よりも一つ速いバスに乗って相模湖駅に向かった。参加したみなさま、お疲れ様でした。

 

                                                                 記:網干