南山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 2名 健常者 5名
平成31年1月26日 南山 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:鳥居原ふれあいの館(9:55)…権現平(11:15-11:20)…南山(11:50-12:20)…
        あいかわ公園(13:05-13:10)…半原バス停…(13:50)
天気:晴れ後曇り

 今回は、丹沢山塊の最も北東に位置する南山だ。相模原市の橋本駅に初めて降り立つ。立派な大都会のため、バス停がどこか、探さなければならない。片側にないことを確認して、反対側のバス停でみんなで探し、乗り場を見つけることができた。バス停を確認してから、橋本駅で合流するFさん夫妻とKさんを探しに行く。無事に合流できて、バスに乗り、鳥居原ふれあいの館を目指す。

 「鳥居原ふれあいの館」の「館」は「いえ」と読むようだ。ここでトイレを済まし、光る宮ヶ瀬湖の写真を撮って、出発する。登山口を間違わないように、慎重に探す。しっかりした道標を見つけて登っていく。

 植林帯や雑木林を登っていく。木漏れ日が暖かく、うっすらと汗ばんできたので、衣類調整を行い、家から着て着たダウンジャケットを脱ぐ。1時間近く登った頃、鉄塔の下に飛び出した。そこは、都心方面の見晴らしが良く、スカイツリーや新宿のビル群がよく見えた。

 鉄塔のすぐ先には宮之前方面に下る登山道の分岐点があった。少し急坂を登り、その後緩い道となり、さらに急坂を登ると、権現平に到着する。ここからは、横浜や房総半島方面がよく見えた。宮ヶ瀬ダムの向こう側には、高取山や以前登った仏果山もよく見えている。

 権現平からは、少し階段で下り、緩やかな尾根を歩くようになる。そして、ほどなくして南山山頂に到着する。山頂は展望がすばらしい。すぐ近くには、高取山と仏果山が見え、その右奥には丹沢山塊の大山が見える。その右には三ノ塔が見え、表尾根が塔ノ岳にせり上がっている。塔ノ岳はどのピークなのかはっきり分からなかったが、丹沢山につながる丹沢三ツ峰の一つ、本間の頭が手前に見えている。その右手には、丹沢山塊の最高峰、蛭ヶ岳が聳えている。さらに、丹沢主脈となる黍殻山や焼山も見えている。まだ歩いたことのない所なので、いつか歩いてみたいと思う。

 山頂で昼食タイムとする。最初は、日が当たっていて、ぽかぽかしていたが、雲が増えてきて日が陰ると、途端に寒くなる。遠くに見える奥多磨方面は、稜線付近に雲がかかっている。KDさんが「あの付近はもう降っているかも知れない」と話していたが、雪が降り始めていたのではないかと思われる。計画よりかなり早いが、山頂を後にする。

 緩やかな尾根を下っていく。こちらも、ほんの少しだが、小雪が舞う時間もあった。日が陰ると、やはり寒い。

 途中の展望の良い小さなピークからは、宮ヶ瀬ダムがよく見えた。さらに行くと、韮尾根方面への分岐があったが、あいかわ公園方面に下る。昭文社の地図には、公園への道が書かれていないが、YAMAPの地図ではこちらがメインルートになっている。

 こちらの道は、木の階段が続く。段差も大きく、足には辛い下りだ。しかし、ようやく公園の最上部に着いたようだ。下る道がよく分からなかったが、Sさんが公園内に入るトンネルを発見。ここから公園内を下ることとなる。しかし、公園内は迷路のようだ。どの道を下ったら半原のバス停方面に行けるのか、よく分からない。地図も右に左にと曲がっている。

 少し歩いてはこちらではないということを3回ほどくりかえし、ようやく公道に出た。あとは、道路を歩いて行けばバス停に着く。民家の庭木には、ジョウビタキが現れてくれた。最初は雄、次は雌が現れてくれる。

 半原のバス停に着くと、すぐに出るバスが待っていた。計画より1時間半早い13時50分発のバスに乗って本厚木駅に向かう。この時間に帰れると、全豪オープンの決勝が最初から見られる。今日は、みんな早く帰って、大坂なおみを応援しよう。試合の結果は、最高でした。
 

                                                             記:網干