ふれあいハイキング(昭和の森)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 1名 健常者 7名
2019年11月17日 昭和の森 合計 8名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:土気駅(9:05)…昭和の森入口(9:35)…展望台(10:50-11:50)…大網駅(13:15) 天気:快晴

 もう昭和も遠くなってしまいましたが、そのこととは何の関係もなく、千葉市緑区にある昭和の森を計画しました。先週の櫛形山と同様に、今日もすばらしい天気に恵まれました。

 土気駅に着き、歩きはじめる前に、土気に住むOさんに電話して、もし都合が付いたら顔を出していただきたい旨を伝える。Oさんも、設立間もない頃、山仲間アルプの賛助会員だった方だ。今回は、Oさんを知る人が誰もいなかったが、昭和の森などを案内してもらえたらありがたいと思った。

 駅を後にして、昭和の森に向かって歩いていると、Oさんが現れたではないか。早速みなさんに紹介して、案内していただく。

 まずは太陽の広場を歩く。広い芝生の空間は、開放感があってすばらしい。続いて冒険広場に行く。みんな童心に返っていろんな遊具に挑戦する。Oさんが、ひょうひょうと成功させるのには驚いた。最後は、長いローラー滑り台。ここは、IさんとSさんが滑って降りてきた。

 ISさん親子が遅れてくるので、展望台で待ち合わせることにする。まだ時間があるので、湿性植物園を見ることにする。湿地に木道が付けられている。カタクリや花菖蒲が咲くようだ。今回は、さすがに花はなかった。湿性植物園の先には、下夕田池(シモンタイケ)がある。ここも6月にはスイレンが咲くようだ。

 池を見た後は、お花見広場を通って、ISさん親子が待つ展望台に向かう。

 展望台で、元気なIさん親子と合流する。そして少し早いけど、昼食タイムとする。展望台は、千葉市で最も標高の高いところらしく、101mの標高があるらしい。見晴らしも良く、九十九里浜とその向こうに太平洋も見えていた。

 展望台から大網駅へは、この周辺をよく知るOさんが、のどかな田園風景の広がるコースを地図に書いてくれた。ご両親の介護をするOさんとはここでお別れとなる。Oさんからも楽しかったと言ってもらえて、とてもうれしかった。

 昼食後は、小中池に向かう。通行禁止になっているが、歩けそうなので行ってみる。先日の大雨で発生した土砂崩れの後などがあったが、歩道はもうきれいに整備されていた。しかし、大雨の傷跡は、今回、至る所で見られた。

 小中池は、「こなかいけ」と読むとOさんに教わった。池の周りの遊歩道も通行止めになっている。池には、多くの鯉がいる。ミシシッピアカミミガメも泳いでいる。オオバン3羽が近づいてきた。遠くには、マガモなど、多くのカモ類がいた。MI君は、カモが好きなので、今回は多くの収穫があったのでは?

 小中池からOさんのお勧めのルートを歩く。民家の庭の木の実などを見て楽しみ、手彫りのトンネルを抜ける。まだ、こんなところがあるのだと驚く。

 田園や里山の風景が広がるのどかな所を歩く。シジミチョウやモンシロチョウの仲間が舞い、モズの高鳴きが聞こえる。たんぼの稲は刈り取りされないままになっている。実の付きが良くないのだろうか?

 通り過ぎていく外房線の電車が見えるようになると、大網駅は近い。電車を1本見送り、予定通りの電車で帰途についた。小春日和の1日をのんびり楽しむことができました。
                                                             記:網干

《参加者の感想》
 昭和の森にある、千葉市の最高地点からの展望が素晴らしかったです。九十九里までまっ平!天候も良く、開放感を味わえました。長いローラー滑り台で一気に下ったのは、最高でした♪大人が次々と滑ってくるのは、滑稽な光景だったと、後から思いだすと笑えます。千葉市から大網白里市に入ると雰囲気はがらりと変わり、日本の里山風景を満喫しました。からすうりをお土産に持ち帰ってきました。『ぶらり旅』的な秋のハイキングでした。
                                                             記:F.Iさん