関八州見晴台山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 1名 健常者 4名
平成31年10月20日 関八州見晴台 合計 5名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:黒山バス停(9:50)…黒山三滝(10:20)…花立松峠(12:00-12:10)
        …関八州見晴台(12:45-13:30)…石地蔵(14:15-14:20)…西吾野駅(15:25)
天気:曇り

 10月12日から13日にかけて東日本に甚大な災害をもたらした台風19号の爪痕がまだ残るが、計画された活動なので、予定通り実施することにした。

 ただ、コース状況ははっきりしていない。もしものことを考えて、参加を取りやめた人もいる。もし、途中で登山道が崩れたりして通れない場合は、引き返すことにして出発する。

 黒山でバスを降り、黒山三滝方面に向かう。この川は、今回の台風で氾濫した越辺川の上流になる。台風の時は、車道も川のように流れたのではないかと思われる。

 黒山三滝の一つの天狗滝は、天狗滝まで行く道に付けられた鎖の手すりに多量の流木が積み上がり、人が通ることはできない。少し歩くと男滝と女滝がある。こちらは被害がなかった様子。茶店でみなさんは梅干しなどを買う。少しでもお金を落としていこうという配慮からだろう。

 黒山三滝から少し戻って、山道を登る。少し行くと、右上の木の根の多いところがハイキングコースだという看板がある。しかし、左側の道の方が歩きやすそうなので、そちらに行ってみる。しかし、草むらのようになっていて手入れされていないので、看板の指示通りに行くのが正解だと思い引き返す。

 そこを登ってしばらく行くと、舗装道路に出る。花立松峠方面に進む。しばらく歩くと、車道を下ってくる2人組がいる。彼らは、この少し先に、ドロドロの崩れた土砂があり、行きは膝下くらいまで潜って登り、帰りは近くにあった木を土砂の上においてなんとか通過してきたとのこと。そんな状態ならここから引き返すという意見が出たが、とにかくそこまで行ってみることとした。

 土砂の所に来たが、まずは潜らないしっかりした土の上を歩くことができる。途中でぬかるんだところがあるが、ほとんど潜らずに山側のしっかりした土の上に上がることができる。そこまで行くと、潜ることなく土砂を乗り越えて舗装道路に降りられる。私たちのメンバーは、全員問題なく通過した。さっきの2人組は、ルートファインディングが悪く、もっともドロドロの所を歩いたのだろう。上から降りてきた高齢者9人ほどのパーティーは、ここの通過が嫌なようで、山の方に引き返していった。せっかく下山してきたのに、登り返す気力があるのはすごいなと思った。

 舗装道路が折れ曲がるところから山道に入る。しばらく樹林帯を登っていくと、関東平野がよく見えるところがあった。さらにススキの密集地を過ぎると、花立松峠に着く。ここは車道の交差点だ。何度かバイクが通り過ぎていった。

 車道から岩の多い山道を登る。少しアップダウンがあるが、数パーティーが休憩している関八州見晴台に到着する。我々もここで昼食タイムとする。東京都心の高層ビル群やスカイツリーが見える。丹沢の大山もよく見えた。しかし、それより高い山は雲の中だった。奥武蔵側の山々は雲の中だったが、しばらくして武甲山が姿を見せてくれた。ここから見ると、武甲山も高く見える。

 関八州見晴台からは高山不動尊方面に下っていく。ただ、高山不動尊まで下るより、途中の車道から西吾野方面に下った方が早いので、そちら側に向かう。

 車道の脇に、ホオズキの実を見つける。自然の中でホオズキを見るのは初めてだし、ホオズキ自体、もう何十年も見ていなかったので、とてもうれしかった。

 植林帯を快適に下っていく。途中の分岐は、石地蔵が奉ってある。古い歴史はKさんが先生。知識が豊富で、いろんな所に実際に行って確認してきたり、普通ではとても読めない文を読み、その意味を考えるKさんには頭が下がる。

 石地蔵から右側の道を下っていく。もう電車の音も聞こえる。高麗川にかかる橋を渡り、国道に出る。

 国道を歩いていると、犬の散歩中の知的障害がある男性が話しかけてきた。先日の台風では、この川(高麗川)の水位がここまであったんだよと説明してくれる。普段は川幅の半分くらいを浅く水が流れるくらいだが、今でも川幅ちょうどくらいの水量があり、普段より水量が多いという。いろいろ話しを聞かせてもらったので、お礼を言って別れる。

 西吾野駅に着くと、すぐに電車があったので、その電車に乗り込んで帰路につく。予定より1本速い電車だった。

                                                               記:網干