鷹取山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 1名 健常者 7名
2020年1月26日 鷹取山 合計 8名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:沢井入口(9:40)…鷹取山(10:20-10:35)…小渕山(11:30-12:00)…
        岩戸山(12:35-12:45)…藤野駅(13:30)
天気:曇り
 山に行く前は、いつも天気予報とにらめっこ。今回は、朝のうち雪が降る可能性はあるものの、9時頃には止んでいるだろうと思い、予定通り実施することにする。しかし、当日、家を出るときは、本降りの雨が降っている。Sさん親子からキャンセルの連絡が入る。パソコンで予報を確認し、登山口に着く頃には止んでいると判断し、雨具を付けて家を出る。

 上野原駅で降りる頃には雨は止んでいた。そして、Sさん以外は、全員集合している。みんな行動中は曇り空と読んで来たようだ。バスに乗って沢井入口に向かう。

 バスを降り、出発しようとすると、細かな雪がほんの少し舞ってきた。しかし、それもすぐになくなり、雨の準備はしないで出発する。

 登山道はいきなりの急登となる。ただそれほど長くはなく、一旦傾斜が落ちる。しかし、もう一度急坂がまっていた。登るにつれて、登山道に薄く雪が積もるようになる。木々の枝にも少し積もっている。久しぶりの雪景色だ。

 雪景色を楽しいながら登っていくと、すぐに鷹取山に到着する。山頂には、酸素ボンベを二つに切ってぶら下げたような鐘がある。木片で鳴らすようになっていたので、おのおの鳴らしてみる。

 山頂からは、雪景色となった生藤山と陣馬山が見える。木の間から扇山も見えていた。雲は厚く、さすがに富士山は見えなかった。

 山頂からの下りも傾斜が急で滑りやすい。慎重に下る。今回のコースは、枝道がかなり多い。間違わないようにGPSで確認しながら進む。それでも地図にない道もあり、間違って引き返すこともあった。

 次のピークの小渕山で昼食タイムとする。ここはベンチなどがないので、落ち葉の上にシートなどを敷いてお昼を食べる。ここまで他の登山者に一人も会わなかったが、小渕山を出発しようとしたとき、3人パーティーが登ってきた。この人たちが、今回途中で出会った唯一のパーティーだった。

 小渕山からの下りは、滑りやすい岩場があった。ロープも張られている。しかし、みんな無事に通過する。今回のコースは、標高が低く、標高差もそれほど出ないが、急坂が多いようだ。

 次のピークは岩戸山だった。岩戸山は丹沢方面の展望が良い。雪景色の蛭ヶ岳方面や大室山が見えた。そこから少し行くと、伐採されたところに出た。そこからの眺めは岩戸山の山頂以上に丹沢方面の展望が良かった。

 この付近からは、中央高速を走る車の音を聞きながら歩く。右下に藤野駅が見えるところもあった。最後そのまま駅に向かおうとしたら、「神社に寄らないんですか?」という声が聞こえる。神社に参拝したい人だけでいくことにする。私のように神頼みしない人はそのまま下っていく。藤野駅から見える名物のラブレターや大室山を見ながら下り、中央高速の下を通って藤野駅に向かう。藤野駅で登山靴の泥を落として、予定より1本早い電車に乗り込む。おかげで、大相撲千秋楽の徳勝龍と貴景勝の一番を見ることができた。

                                                               記:網干