筑波山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 3名 健常者 2名
令和4年5月21日 筑波山 合計 9名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:つつじヶ丘(9:30)… 弁慶茶屋跡(10:30)…女体山山頂(11:50)…
       御幸ヶ原(12:10-12:50)…男体山山頂(13:10)…男女川源流(14:00)…筑波神社(15:35)
天気:曇り時々雨

 アルプ再開2回目は筑波山、皆さん朝から元気に集合。久々の参加のMTさん、一緒だったときのことを覚えていたASさんの記憶力に脱帽。つつじヶ丘から登り始めると、皆さんいろんな花に注目。ハルジオン、オオイヌノフグリ、ニワゼキショウ…いやいや全部街中で咲く外来種の代表ではないですか! せめてその横の在来種のコウゾリナにご注目を! NKさんが今日はこれを覚えると宣言。その先にはツツジ類は老化してましたが、サワフタギは若々しく満開…花から人生を感じながらの序盤です。

 そろそろ休みたいなと思っているところで茶屋跡に到着。一輪だけ立派なクリンソウに驚きながら再スタートすると、すぐに大きな切り株。年輪に札がついており、明治とか天明の飢饉など読取れます。樹齢は400年くらいのようです。

 続いて弁慶七戻り、いよいよ本格的に岩場の始まりです。岩のトンネルの胎内くぐりは、通り抜けると生まれ変われるそうで生まれ変わりたい人達が次々とくぐります! さらに国割岩、裏面大黒、大仏石などの奇岩を楽しみながらも岩をよじ登るのに想像以上に苦労。途中雨も降りだしカッパを着たりしながら、ひたすら岩を登り1時間、ついに女体山頂上!…ナンニモ見えません…そして驚くべき事実が判明。標高876mと皆さんにお伝えしていましたが、877mに変更されていました!!しかも変更は1999年…20年以上古い記憶でした、すみません。

 昼食後は、女体山で満足気味な体に鞭打って男体山山頂へ出発! 途中で経験豊富な方々は声援を送りながらベースキャンプに戻ることに。アタック隊は最後の岩場をよじ登り、ついに山頂!…マッタク見えません。ホシザキユキノシタのツボミだけ確認し、BC隊と合流。景色は見えませんでしたが、良いトレーニングができたと満足して下山です。

 しかし、これが意外に大変…丸太の階段歩きにくい、岩が滑る、足の置き場にこまる…そして長い! 皆さん気分転換に休憩中は若い男性グループに絡んだり、ケーブルカーの線路が見えると乗せてくれと叫ぶSちゃん! すぐに賛同するSTさん…やっと筑波山神社に到着!

 バス停で次の便まで少し余裕ができたので、余裕を持ってトイレに行ってると、何と臨時便が! バスに待ってもらいながら慌てて乗り込みます。でもおかげで全員座れてゆったりできました。バスの中では、筑波山のその他のコースについて紹介。もっと長いコース、裏から登るコース、沢沿いを歩くコースなど…互いを励ましながらリーダーに協力してくれる皆さんと色々な筑波山を楽しめたらと思いました。ちょっとばかり大変だったかもしれませんが、印象深い山行になりました。ありがとうございました。
                                                                記:萬代