森吉山・秋田駒ケ岳個人山行報告20240629

森吉山山頂での集合写真

山行日:2024年6月29日~30日 参加者:加登(リーダー)、他3名(うち障がい者2名)

コースタイム:

<一日目>森吉山
田沢湖駅(車9:40)→阿仁スキー場(11:20)→登山口(11:45)…石森(12:10・休憩20分)…避難小屋(12:50・小休憩)…山頂(13:40)…避難小屋(14:20・小休憩)…登山口(15:00)→阿仁スキー場(車15:30)→田沢湖駅(17:10)

<二日目>秋田駒ケ岳・山行
アルパこまくさ(バス7:40)→八合目登山口(8:20)…シャクナゲコース…見晴台(9:20・小休憩)…焼森…横岳(9:40)…分岐入口(10:00・小休憩)…ムーミン谷…乗越…避難小屋(11:30・休憩20分)…男女岳(12:15)…阿弥陀池→新道コース…八合目登山口(14:00着・バス14:40)→アルパこまくさ(休憩・15:40)→田沢湖駅(16:10)

<一日目>
 初日は梅雨の時期で天気が心配されたが、晴れ間が広がる天気となった。特別参加としてSさんの娘さんも参加してくれた。総勢5名で田沢湖駅からレンタカーを利用して森吉山麓の阿仁スキー場まで向かった。ゴンドラで昇ると駅からすぐ登山口があった。

 登山道を歩いてしばらくすると、今年初のニッコウキスゲやシラネアオイが咲いていた。開けた場所の右手には山頂を見る事ができた。間もなくして見晴台である石森に到着、ここで昼休憩とした。遠くの山は霞んでいたが、明日登る予定の秋田駒ケ岳が見えた。

 山頂に向かう途中で色々な花があったが、登山道沿いにニッコウキスゲが多く咲いていた。山頂手前のチングルマの花畑を期待していたが、白い花はごく僅かで多くが綿毛になっていた。高い標柱がある山頂で記念写真を撮った後、来た道を戻った。

 帰りにFYさんの要望で森吉神社に行ければと考えたが、時間もないためそのままゴンドラ駅に向かって下山した。今回は花畑を一面見る事はできなかったが、天気に恵まれ心地よい山行となった。

<二日目>
 二日目の朝方は晴れ、昼過ぎに天気が崩れる予報だった。ホテル近くのアルパこまくさから登山バスを利用して八合目まで昇った。ホテルで登山者の情報を聞いて、花が見れるシャクナゲコースから登る事にした。

 低木に囲まれた登山道のためか登山者は少なかったが、シャクナゲや焼森近くではミヤマダイコンソウ、エゾツツジ、コマクサも見れる花道コースだったので良い選択だった。大焼砂ではコマクサが群生していて、珍しい白いコマクサも見れて本当に幸運だった。

 次に一番お目当てのムーミン谷に向かった。最盛期はチングルマの広大な花畑となるが、すでに綿毛も混在する状態だった。それでもきれいな花を見る事ができて、他のメンバーは初めての景色で感動したと思います。

 谷から乗越までの急坂をジグザグに登ったが、ガレ場で不安定な場所もあり注意して登った。阿弥陀池の木道を通って、避難小屋近くの見晴らしの良いベンチで昼休憩した。その後、最高峰の男女岳を登ると、風が強く薄雲が広がっていて雨が降りそうな気配だった。

 帰りは新道コースで下山した。たまたま木道脇でウスユキソウを発見して、白い綿毛がなかったので新種かなと冗談混じりに話をした。景観の良いコースで左手に田沢湖やホテル街を見ながら歩いた。途中の谷間にサンカヨウが群生していて、雨に濡れると花が透明になるんだよと話をした。八合目登山口近くになると、雨がパラパラと降り始めたが、本降りになる前に下山する事ができた。

 二日間にわたり、花を巡る秋田の山2座を楽しむ事ができました。私も初めて見る花もあり、色々な花を愛でる事ができました。天気にも恵まれ、皆さん満足の山行となりました。

記・写真:加登

森吉山の写真
登り途中からの森吉山
ニッコウキスゲの写真
登山道のニッコウキスゲ
白いシャクナゲの写真
白いハクサンシャクナゲ?
森吉神社方面の写真
森吉神社方面
タニウツギの写真
タニウツギ
マイヅルソウの写真
マイヅルソウ
オオバキスミレの写真
オオバキスミレ
綿毛になったチングルマの写真
綿毛になったチングルマ
ハクサンチドリの写真
ハクサンチドリ
森吉山山頂での集合写真
森吉山山頂にて
シャクナゲと湯森山方面の写真
シャクナゲと湯森山方面
ハクサンシャクナゲの写真
ハクサンシャクナゲ
登り途中から見た阿弥陀池方面の写真
登り途中から見た阿弥陀池方面
ミヤマダイコンソウとエゾツツジの写真
ミヤマダイコウンソウとエゾツツジ
コマクサとムーミン谷の写真
コマクサとムーミン谷
白花のコマクサの写真
白花のコマクサ
チングルマの写真
チングルマの群生
男女岳山頂での集合写真
男女岳山頂にて
歩いてきた焼森の稜線の写真
歩いてきた焼森の稜線
木道わきのウスユキソウの写真
木道わきのウスユキソウ

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