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お知らせ 活動報告2025

根本山報告

山名:行者山

実施日:2025年4月19日

コースタイム:駐車場10:00…890m付近昼食13:00…根本山本社13:20…行者やま14:15…中尾根十字路1445…駐車場16:10

 街中の交通量が多く予定より30分遅れの出発。春霞の青空と芽吹いたばかりの新緑の中、気持ちよくスタート。ほどなく中尾根コースと沢コースの分岐。沢コースを見ると、いきなり鎖の急登。すごいなぁと思いながらも、まだこの時は皆余裕で登っていく。それにしてもかなりの急登で、あっという間に高度を稼ぐが、うっかり滑ると100mは落ちてしまうので気を使う。
 やがて沢に出会い、いきなり渡渉。視覚障害のFさんには、ちょっと厳しい。渡渉は何度も繰り返し、2〜3回靴を脱いでもらった。その後も、渡渉、高巻き(かなり緊張)、沢歩きが続き、気がつくと13時だ。最後の急登を前に、遅めの昼食をとる。
 さあ、気合いを入れて出発すると、いきなり険しい谷の分岐。右が表坂(男坂)、左が裏坂(女坂)、迷わず女坂を選択。しかし、ここも険しい鎖の痩せ尾根の急登が続く。Kさんと二人でFさんのサポートを必死に行うが、自分自身もかなり慎重に行動。
 ようやく根本山神社奥宮に到着。ほどなく行者山山頂。この時点で根本山山頂をほぼ諦め。そして山頂からの鎖を使った急下降と急な登り返し。分岐に着いた時にはもう満足しきってしまい、そのまま下山。するとすぐにもう一つのお目当てのアカヤシオ。とても美しい!アカヤシオトンネルとまではいかなかったが、十分に堪能。
 中々味わえない本当に険しい修験道で大冒険の一日でした。怪我無くて本当に良かったです!

記録:萬代

いよいよ山道のスタート
いきなり鎖場の急登
渡渉を何度も繰り返す(Kさん撮影)
核心入口。右が表坂(男坂)、左が裏坂(女坂)。迷わず女坂を…しかし
いきなりの梯子。何と1841年設置
現代の溶接したハシゴと異なり、横桟が縦棒を突き抜けて作られています!
(Kさん撮影)
長い鎖が続き、かなりの急登で緊張を強いられる(Kさん撮影)
まだまだ続く
ようやく根本山本社。今にも崩れそうだが、何と1831年建立(開山1573年)の木造檜皮葺の八棟造り天地総透彫
下山はアカヤシオを堪能
アカヤシオ
タチツボスミレ
ヒトリシズカ
ヤマネコノメソウ
ヒトツバエゾスミレ
エイザンスミレ
車道脇のサクラソウ

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活動報告

2025年度活動報告

★障がい者と健常者が共に楽しむ登山

障害の有無に関係なく、自分の体力や技術に応じた山を、共に楽しむ登山の報告です。

NO.実施日山名リーダー参加人数
14月19日 根本山萬代3名

★ハイキング・キャンプ報告

障害の有無に関わらず誰でも参加できるふれあいハイキングを中心とした活動の報告です。

NO.実施日場所リーダー参加人数
14月12日おゆみ野酒井5名

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活動報告2025

おゆみ野四季の道ふれあいハイキング報告20250405

実施日:2025年4月5日(土)
天 気:晴
参加者:酒井(リーダー)、他5名(うち障害者0名)

コースタイム:おゆみ野駅(10:15)…春の道…春の道公園(11:00-11:35昼食)
…夏の道…秋の道…秋の道公園(13:20-13:35)…冬の道…おゆみの駅(13:50)
 
 3月中旬の桜開花予測では3月下旬が満開とのことだった。
 すっかり花びらを落とし、葉桜となった並木を歩く事になるだろうと思われた。
 しかし、開花後の寒の戻りにより今回は運良く7分咲き位の一番美しい状態の桜を楽しむ事が出来た。

 1984年に街びらきをしたおゆみ野には1周約6.4キロの周遊歩道があり、4つのブロックに分かれ四季の道として植栽整備されている。今回はぐるっと1周の計画を立てた。

 6名参加となり、久しぶりの再会をした人もいた。まずおゆみの駅から桜並木がある「春の道」へ。幅員20メートルの遊歩道を歩き始める。歩行者専用路で車の心配が無い。桜はソメイヨシノが主で春の道に植えられている。

 脇道の用水路沿いに素晴らしい桜並木が見えたので、途中の橋まで行ってみた。今日は入学式があったようで可愛い1年生が家族と桜をバックに写真を撮っていた。私達も撮影をお願いし、今日の集合写真が撮れた。周遊路には大きな公園や学校が隣接しており、「春の道公園」で昼食を取った。桜の木の下にシートを敷き、ミニお花見会が出来た。

 次に「夏の道」へ。景色がガラッとかわり、まっすぐに伸びた道にスッと立つケヤキが北海道などを思わせる。こちらもところどころ公園があり、休憩場所には事欠かない。

 「秋の道」ではイチョウ、モミジが植えられていた。 最後の「冬の道」は梅が小さな実を沢山つけていた。帰宅後調べたところ、あの梅並木は12月~1月に咲く八重寒紅、冬至梅との事。四季それぞれ楽しめそうだ。

 一周し、スタート地点おゆみ野駅到着。途中1つもゴミを見ることがなかった。住民のモラルと清掃活動する方々の賜物だろう。皆、今回初めておゆみのを訪れたとのことで、街並みがキレイで自然豊かなのに驚いていた。

 今年度最初の活動として、好天に恵まれ気持ちよく歩く事が出来ました。

 記・写真:酒井

四季の道 春の道
キブシ
桜の下で
七分咲きのソメイヨシノ
昼食タイム
夏の道へ
夏の道 ケヤキ並木
夏の道を歩く
これは何桜
車止めが千葉特産落花生
冬の道公園
冬の道
冬の道からおゆみの駅へ

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活動報告2024

成田山公園と酒蔵見学ハイキング報告(個人ハイキング)

山行日:2025年3月1日
参加者:6名
天気:晴

コースタイム:
8:30成田駅…9:00成田山新勝寺…9:10成田山公園…11:00長命泉酒蔵…12:30成田駅(解散)…居酒屋解散14:30

 3月初日、風も無く、快晴、ぽかぽか、最高のハイキングになりました。
 8時半成田駅に集合すると、久々のご参加の方が多く、まずは自己紹介。本日は、SAさん、SYさん、Yさん、Nさん、Fさん、リーダのMの6名でした。
 まずは新勝寺にお参り。SKさんとYさんは初新勝寺とのこと。対照的なのがNさん、Fさん。すぐ近くの八千代からとのことで、さすがに良くご存じです。今回ルートをあんまり考えていなかったMをリードしてくれ、ゆったりとしながらも時間通りの進行になりました。門をくぐるとYさんの「すてきな狛犬!」との声に、通り過ぎた面々は、どこ? 何と溶岩の塊としか見ていなかった塔の上に立派な狛犬が…さらによく見ると小狛犬が下の方に2匹も!その後も何度か狛犬に出合い、これだけ狛犬が凝っているところも無いよね…と盛り上がりました。
 豆まきでテレビに映る大本堂の前に到着すると、大きな太鼓の音が響きます。朝のお勤めが始まったようで中をのぞくと結構な一般人が着座して祈りを捧げており、信仰の深さを感じました。
 さて、本日メインの成田山公園はすぐ隣。ちょうど梅まつり開催中でとてもきれいな梅がいたるところ…香りが素晴らしい! そんな華やかな雰囲気の中、梅の木に付いたウメノキゴケやノキシノブ、足元のノビルやオオイヌノフグリなどの地味な植物を紹介するリーダーM。実践は難しかったですが、スマホで小さな花を撮るときのテクニック講座も開きながら、ゆったりと公園の池を廻りました。最後の目的地の滝に着くと…何と水が流れていない!でも散々和やかな庭園を歩いてきたおかげで、誰も文句は言わず、渇水のせいでしょうか、雨降ってないですね、山火事大丈夫ですかね…とリーダーの責任を問われることなく一安心。そうして新勝寺に戻ってくると、何と本日一番の満開の梅! 青空をバックに最高の記念撮影になりました。なかなか見ごたえ歩きごたえのある公園でした。この時期の梅はもちろんのこと、池にかかる枝垂れ桜、カエデ…さらには巨大なサルスベリ。1年を通して楽しめそうです。
 さぁ、次は本日のメイン第二弾!酒蔵です。実は朝は場所を教えませんでしたが、聞いてみると何かすごく大きくあったという人と、え?全然気づかなかったという人が…この表参道に造り酒屋があるとは意外と気づかないものなのです。いよいよ見学開始ですが、まずは白衣とヘッドキャップを身につけます。そして日本酒のできる順に解説を聴きながら見学します。本日の案内人は、リーダーの知人のYMさん。実際に酒造りに携わっている社員です。材料の紹介から、米の洗い方、もろみの作り方、発酵、濾過まで、すべてを見させていただきました! 大吟醸がどれだけ贅沢なのかということも良く分かりました。そうして最後には、お店では絶対買えない、搾りたての日本酒の飲み比べ。雄町のお酒は特に美味しかった…でも、搾りたてなのでまだ製品になっていない! つまりお土産には買えないとのこと…それだけ貴重な体験をさせていただきました!
 最後は居酒屋で、健康、山、アルプ、会長の話で大盛り上がり。またこんな風に出かけたいねと言ってお別れです。登山に不安がある方、ぜひハイキング企画にご参加ください。

総門の前で
岩の塊と思ったら…どこにいるかわかりますか?
こんなところにも
仁王門
猫がたくさん
梅林
成田山公園
コイに餌をやるYさん
エサを空中で横取りするヒヨドリ
満開の梅の前で
白衣を着て酒蔵見学
巨大な蒸し器の前で
珍しい黒い酒粕(左)を前に質問するNさん
スマホのワザを使った小さな花の接写

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活動報告2024

赤沢山雪山個人山行報告

山名 赤沢山

実施日:2025年2月15日

コースタイム:土合駅9:10…12:10折り返し地点(1180m)…昼食…13:00…15:20土合駅

 昨年雪が少なくて中止となった赤沢山。今年は雪が多いとのことで個人山行として挑戦しました。


 入念な準備ののち、快晴の雪原に期待を膨らませながら駅を出発!ところが、山に入ろうとするも、除雪による雪の壁が高すぎて予定箇所から入れず…結局山の家脇のわすがな踏み跡を頼りに取り付く。最後までこのトレースを頼りに歩くことで酷いラッセルをすることなく進むことができた。ただそれでも、段差が大きすぎるところではピッケルで雪をかきおろし、膝で固めるなどガッツりラッセルする場面も…そんな中、YOさんは段差を見分けるのが難しいため最初から最後までほとんどキックステップや踏み固めながらの登山となり、一人ラッセルを頑張ることに…その技術と体力は見事!
 そうして急坂を登りきった1180m地点で予定の時間を過ぎてしまい、昼食をとって下山することに。
 樹林帯のためスッキリとした展望という訳にはいかないが、それでも落葉樹の樹間からは快晴の青空に真っ白な谷川連峰がクッキリと見え大満足である。昼食をとっていると、後から来たスノーシューの一団にラッセルのお礼を言われる。いやいや、我々の前に一人いたからです(^_^;)
 降りも急坂で苦労したが、無事に15:20 土合駅着。15:34 発の電車に余裕を持って乗ることができた。

 赤沢山の山頂には到達できませんでしたが、雪が無いと入れない一番しんどい斜面を登りきったことと、たっぷりの雪にまみれたことで目標達成とさせてもらいました。


 来年は誰でも歩けるスノーシューハイキングコースを企画しますので、ぜひご参加ください。

いきなりの急登
ピッケルで雪を掻き降ろしてラッセル
休憩中…気を抜くと何かが落ちていく
円盤が
今日はここまで! 折り返し点1180
降りも急だ! 蹴散らした雪が転がって…円盤が
谷川岳

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活動報告2024

ふれあいハイキング・NHK放送博物館街歩き(20250119)報告

実施日:2025年1月19日(日)  参加者:酒井(リーダー)、他2名
天候 曇

コースタイム:神谷町駅集合9時50分 10時00分発…NHK放送博物館(10時20分-12時)…愛宕山神社(12時-12時15分)現地解散

 港区の愛宕山にあるNHK放送博物館を訪ねた。
 入り口では1月から始まった大河ドラマ『べらぼう』の主人公の写真が迎えてくれた。
 まず最上階4階から見学。ここではNHKのアーカイブを視聴出来る。今度の機会に是非見てみたい。
 3階は放送開始からのテレビの歴史を学べる展示があり、2階では放送開始時からの歴代の大河ドラマや朝ドラの展示があった。皆放送当時の懐かしい出来事が思い出されるようだ。
 また、2階の体験コーナーでは、波音や馬の足音の効果音を試したり、天気予報のアナウンサー体験等楽しんだ。
 バーチャル画像コーナーでは自分の服が十二単、義経、新選組、あまちゃん等々に変わり大笑いした。
 予想通り来館者が多くなく、ゆっくりと見学することが出来た。

 その後、隣接する愛宕山神社へ。敷地内にあるカフェで昼食をとり、一旦女坂から下へ降り、KさんとSは曲垣平九郎の故事にちなみ「出世の石段」と呼ばれる急な石段を登った。高所恐怖症の人には厳しい勾配だ。神社HPの記述によると、なんと実際にここを馬で上り下り出来た人が何人かいるそう。

 今回はほぼ屋内での活動になりました。今後真冬や特に暑い真夏にはこのような屋内活動も良いのではと感じました。皆様お疲れ様でした。

記:酒井

大河ドラマ「べらぼう」
放送の歴史
懐かしいひょっこりひょうたん島
バーチャルで新選組
様々な衣装に変身
効果音道具
ちこちゃんと
べらぼうの衣装
水中にいるよう
お天気キャスター
出世の階段
愛宕神社の急な石段