中山峠山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者(視障) | 1名 |
健常者 | 3名 |
1 |
平成16年2月7日〜8日 | 中山峠 | 合計 6名 | 会員外 | 障害者 | 0名 |
健常者 | 2名 |
コースタイム: |
天候: 2/7 雪 2/8 快晴 |
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★2月7日 渋ノ湯に着くと非常に寒い。早々に支度をして歩き始める。橋を渡った先の上り坂が凍っているというNさんやKさんの話を聞き、渋ノ湯からアイゼンを付けて歩き始める。ただ、最近雪が降ったのか、凍っている部分はほとんど出ていなかった。 全盲のAさんは、雪道の歩きやすさを実感したようだ。しかし、高度が上がるにつれ、調子が落ちてくる。やはり高度障害が出始めたようだ。それでも、頑張って登っていく。雪のない時期は歩きやすい道も、雪が凸凹を埋めて、とても歩きやすい道になっている。 左側の斜面に岩が見え始めると黒百合平は近い。黒百合ヒュッテの前の温度計を見ると氷点下13℃だった。昼間の気温としては、かなり冷えていたのではないだろうか? 余り遅い時間に小屋に着くと、夕食をもらえない可能性があるので、SさんとKさんに平坦になったところで、先に小屋に行ってもらう。 本沢温泉への分岐を過ぎると、すぐにしらびそ小屋だ。小屋では新館に案内される。体調のすぐれなかったAさんは、小屋に着いたとたん元気を取り戻した。うーん、本当に高度障害なんだろうか? ビールで乾杯し、ワイン付きのおいしい夕食を食べ、こたつでみなさんの話を聞いていたら眠くなってきた。 ★2月8日 今日は素晴らしい天気だ。空に伸びたダケカンバの枝振りや、枝に着いた雪が朝日を浴びて輝く様子が素晴らしい。切り株の上に乗った雪の固まりは、ほんわかと丸くてかわいい。そして、先頭を行くNさんとAさんのお喋りと笑い声は、雪に吸収されることなく、静寂を突き破る。それも楽しく、みんなるんるん気分で下っていると、すぐに林道に出て、稲子湯もあっという間だった。温泉は体の芯まで暖めてくれる。上がったあとのビールは最高。楽しい山行だったことを喜び合って乾杯!! 記:網干 |