木曽駒ヶ岳山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
4名
健常者
7名
1
平成15年10月4日〜5日 木曽駒ヶ岳 合計 13名 会員外 障害者
1名
健常者
1名
 

コースタイム:10/4 千畳敷(14:35)…宝剣山荘(15:50
         10/5 宝剣山荘(6:35)…木曽駒ヶ岳(7:40,7:55)…
             宝剣山荘(8:50、宝剣岳往復、9:55)…千畳敷(10:50)

天候:
10/4 霧一時あられ
10/5 晴れ

★10月4日(土曜)

 バスの運転手さんより 本日は込み合っていますのでロープウエーは2時間程度の待ち時間となりますので 整理券をもらって下さいとのアナウスがあり、みんなびっくり。ロープウエー近くのベンチで昼食を食べる。近くに15分程度の遊歩道があるというので足慣らしに歩いてみた。

 2時少し前、ようやく黄色い整理券の呼び出しが始まり、ロープウエーに乗り込むことが出来た。定員60名を乗せて終点の千畳敷(せんじょうじき)駅2650mまで標高差1000mを7分30秒で登りきった。2000mを過ぎると(Yさんの高度計によると)山の木々は赤や黄色のとっておきのしゃれた衣装を身に付けて私たちを迎えてくれた。 車内からは歓声が上がる。2時少し過ぎに、千畳敷山麓駅に着いた。

 気温は6度。一枚重ね着をして手袋をはめたがまだ寒い。ここで参加したメンバーの声出しをした後、Aさんから氷河の浸食によって出来たという、カールについての説明を受けてから、2:30過ぎにカールを右に見ながら歩き始める。乗越浄土への分岐点の手前あたりでAさんが以前冬の時期にこのあたりで雪崩にあったと聞き、驚く。

 この分岐点から乗越浄土(のっこしじょうど)までは、岩と石のごろごろしたジグザグの急登だ。海抜が高いせいか息苦しくなり少し休憩してもらう。着込んだ上着を一枚脱ぐ。振り返れば、南アルプスの上に富士山、左に宝剣岳(ほうけんだけ)、右に伊那前岳、正面に中岳が見える。

 なにか白いものが見えると妻が言う。あられのようなものも降り出してきた。さあ、急いで登らなければと思うが息も苦しい。

 やっと登りきった所が乗越浄土だ。ほっとする間もなくあと2、3分で宝剣山荘だからと言われ、歩き始める。3:30過ぎごろ山荘に到着。4:00過ぎ、部屋にてビールで乾杯。

★10月5日(日曜)

 晴天の朝、5:40分ごろ宝剣岳の横に、ダイヤモンドのような後光に輝いた日の出を仰ぐ。朝食後7:00少し前、木曽駒ヶ岳に向かい出発。中岳を超えて、一時間ほどでついに駒ケ岳2956mの頂上に立つ。

 3000m近い山に登ったのは始めてなのでしばし感動。下りるのが惜しいようだが、8:00ごろ下山開始。9:00ごろに宝剣山荘まで戻る。健脚7名は宝剣岳に登る。

  9:40過ぎごろ千畳敷ロープウエー乗り場に向かい下山開始。続々と登ってくる人たちとすれ違いながら一時間ほどで山麓駅に到着。一足早く整理券確保のために下山してくれたEさんと合流。
 11:00ごろロープウエーでしらび平へ。バスにも順調に乗れ、高速バスの出発時間まで約2時間ゆっくりと無事に下山できた喜びの祝杯を上げた。

 3:00新宿行きのバスに乗り、途中少し渋滞もあったが8時前に新宿駅に無事到着。解散。

記:堀井

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