御前山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
3名
健常者
11名
1
平成16年4月10日 御前山 合計 16名 会員外 障害者
0名
健常者
2名
  コースタイム:奥多摩湖(10:25)…サス沢山(11:50,12:25)…惣岳山(13:45,13:50)…
         御前山(14:10,14:25)…湯久保山(15:20,15:25)…仏岩の頭(15:45)…
         宮ヶ谷戸(17:30)
天候:晴れ

 今回は、初参加の方が2名。Nさんは新宿集合だったが、Kさんは奥多摩駅集合だ。うまく出会えるか心配だったが、Kさんが声に出して探してくれていたので、うまく合流できた。
 ぽかぽか陽気のため、さすがに今日の奥多摩駅のバス停は満員だ。何とか全員詰め込んでもらって奥多摩湖へ。奥多摩湖では、イワツバメが舞っていた。
 今回は、3名の方がちょっと手違いで遅れてしまったので、奥多摩湖で待つことにする。

 全員揃って、小河内ダムの上を通って、大ブナ尾根に取り付く。展望台を過ぎると急登が続く。所々、ミツバツツジが咲いて美しい。
 頑張って登ると、奥多摩湖側が開けた場所に出た。たぶん、ここがサス沢山の頭であろう。まだまだ先は長いが、12時近いため、ここでお昼にする。ここは、奥多摩湖側の展望が素晴らしい。三頭山の右手に、大菩薩嶺がよく見えた。雲取山は、手前の尾根に隠れて見えなかった。

 サス沢山から少し登ると、カタクリが咲き始めていた。花弁を反り返らせて、可憐な姿を見せてくれる。写真を撮ったりしながら登っていく。ただ、カタクリはまだ咲き始めだったようだ。登るにつれて、葉はたくさんあるが、まだ花の付いていないものが多かった。

 ひと登りで、ようやく惣岳山に到着。ここまで来ると、急な登りはない。登山道も、道を外さないように柵がしてある。予定よりかなり遅れたが、14時10分に御前山到着。山頂からは、雲取山も見えていた。ここで下山のコースをどうするか考えたが、宮ヶ久保からの最終バスには十分間に合うだろうと言うことで、予定どおり下ることにする。

 鋸山方面の尾根を下り、御前山避難小屋が左手に見える十字路で、右手に下る。葉を落としているが登山道の右側の藪がうるさい。しかし、この道は非常に緩やかで、なかなか標高が下がらない。それだけ歩きやすい道ではある。
 左手には大岳山が見えていた。しばらく下ると、Tさんがシュンランを見つけた。ちょうど良いアングルで、逆光に花が光っていた。写真を撮らせていただいて、長い下りを頑張る。道が良いだけに順調に下る。もしかしてら、宮ヶ谷戸発16時50分の予定のバスに間に合うかも知れないと期待が膨らむ。少しペースを上げたが、ぎりぎりの所で間に合いそうになくなってきた。あきらめて、下がよく見える伊勢清峰神社で休憩する。周辺には、エイザンスミレやナガバノスミレサイシン、タチツボスミレなどが咲いている。

 民家の脇を下り橋を渡ったところがバス停だった。時間を見ると最終バスは19時。1時間以上も待つのは帰りが遅くなるため、タクシーを呼んで武蔵五日市に向かった。今日は、ぽかぽか陽気だったので、山を下りてのビールがひときわうまかった。

記:網干

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