笠山・堂平山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
3名
健常者
8名
1
平成16年5月8日 笠山・堂平山 合計12名 会員外 障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:皆谷(10:15)…笠山(12:10,12:45)…堂平山(13:50,14:15)…
         白石峠(14:50,15:05)…白石車庫(15:55)
天候:
曇り 後晴れ

 小川町駅で車で来たHさんと合流し、参加者のうち3人はHさんの車に同乗させていただいて皆谷に向かってもらう。皆谷で前任合流し、「声だし」をして笠山に向かう。

 途中、車道を横切る近道を行こうとしたが、一カ所間違い、みなさんにガードレールを乗り越えてもらうことになった。ホオジロのさえずりを聞きながら、車道を進む。途中から登山道に入り、徐々に急な道になっていく。柔らかな緑が目に眩しい。ヤマツツジもきれいに咲いている。センダイムシクイの「焼酎一杯グイー」というさえずりが、次第に近づいて、みんなの耳を楽しませてくれる。遠くで、「ポポンポポン」というツツドリの声も響いていた。

 急な道も次第に緩やかになり、笠山の山頂に到着。ここで、お昼にする。食後も楽しい話は尽きないが、重い腰を上げて出発する。笠山峠まで下り、少し滑りやすい道を堂平山に向けて登る。前方が開けてきたなと思ったら、そこは堂平山の山頂の一角。広い芝生が広がっていた。芝生の向こうには天文台ドームが立っている。足下には、スミレという名前のスミレやニョイスミレ、キジムシロ、そして何年ぶりかに見るフデリンドウが咲いていた。写真を撮ったりしながら、春の花をゆっくり楽しむ。

 行動時間は予定よりかなり早く進んでいて余裕がある。見晴らしの良い堂平山山頂近くで、20分程度だが、お昼寝タイムとする。昼下がりのまどろみの時間を、横になったり、人と話をしたりして、しばし楽しむ。

 堂平山の一等三角点は咲くに囲まれて触れることができない。その脇を通り過ぎ、剣ヶ峰に向かう。ここも展望がよいが、水蒸気が多いせいか遠くまでは見ることができなかった。剣ヶ峰から下った白石峠の東屋で、ちょっと休憩。峠から山腹を下り、沢沿いの道を通って、車道に出る。畑や民家の庭先に咲く美しい花を楽しみながら下ると、大きな鯉のぼりが空に舞っていた。バス停に着くと、ちょうどバスがやってきた。予定より、1時間も早くバス停に到着。それにしては、非常にのんびりできた山行でした。

記:網干

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