葛葉川本谷山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
0名
健常者
5名
1
平成16年6月20日 三ノ塔(葛葉川本谷) 合計 5名 会員外 障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:菩提(9:15)…葛葉の泉(10:00,10:30)…林道下(11:40,12:10)…
         富士形の滝(12:40,13:00)…登山道(14:00,14:20)…三ノ塔(14:30,14:45)
         …大倉(16:40)
天候:
曇り一時雨

 平地は青空も見え、まずまずの天気だが、山の方は思い雲がたれ込めている。今日の天気が少し心配だが、今日一杯は何とか持つだろうと思い、葛葉川に向けて、舗装道路を登る。とにかく、台風に吹き込む南風の影響で、蒸し暑い。

 桜沢橋を越え、葛葉の泉近くの東屋で足ごしらえをする。近くでオオルリがいつまでも歌っていた。

 心地よい冷たさの水の中を、ひたひたと渓流シューズで遡っていく。小さな滝をいくつか越えたが、どれがF1だったのか横向きの滝だったのか、良く分からないまま進んでしまう。水流に沿って、水しぶきを浴びながら登る滝は、涼しさと程良い緊張感で、心地よく登れる。

 一つだけ滝を高巻いたが、これが板立ての滝だったのだろうか? すでに記憶が薄らいでいる。林道が見えた曲がり滝の下で昼食タイムとする。

 今回が初めてのNOさんも、すっかり沢にはまりそうだ。Fさんは、久しぶりの沢らしいが、バランス良く登ってくる。すでにいくつかの沢を経験しているNAさんには、少し物足りなかったかも知れない。毎月2回くらい沢に通っているHさんは、今回は沢の案内人だ。

 橋を越えて、小さな滝を気持ちよく越えていく。NAさんが取ったルートは、水しぶきをもろに受けるシャワークライミングのルートだ。FさんとNOさんも同じところをびしょぬれになって登ってくる。

 チョックストーンの滝を越え、さらに行くと、いよいよ富士形の滝だ。ここでは、今回初めてロープを出した。滝の右側にシュリンゲがぶら下がっていたので、そのルートを登る。みなさん、すいすいと登ってくる。ロープをしまい、二俣で左の沢に行く。トイ状の滝は、前のパーティーが登ったように水流に沿って登る。もう水流が消えそうだったので、水を満たす。

 ガレ場となり、左の小さな尾根に上がって、登山道を目指す。14時、登山道に無事到着。ここで着替えたり、靴を履き替えたりして三ノ塔を往復する。山頂付近は、濃いガスが多い強風が吹き荒れ、台風が近いことを知らせている。避難小屋で休憩し、下山にかかる。
 急な道から、なだらかな道へ。そしてコンクリートの足が痛くなる道を経て、大倉に到着した。

記:網干

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