棒ノ折山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
2名
健常者
5名
1
平成17年1月29日 棒ノ折山 合計 8名 会員外 障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:清東橋(9:50)…700m付近(11:05,)…棒ノ折山(12:10,12505)…
         岩茸石(13:40,13:50)…さわらびの湯(15:40)
天候:
晴れ後曇り

 週間天気予報が二転三転して、いったいどうなるのかと思っていたら、朝は素晴らしい天気となった。冬の早朝の電車は暖房が利いていなくて寒い。

 今回は、新宿駅集合は4人だけ。参加者全員でも8人とこぢんまりとした山行だ。川井駅で、現地集合の人たちと合流し、バスで終点の清東橋まで行く。トイレをすませ、しばらく林道沿いに歩く。沢の水が冷たそうだ。登山道に入ると、小さな沢に沿ってワサビ田が長く続いている。花も咲いていたが、今が花の時期なのだろうか?

 ワサビ田を過ぎると、急な斜面をジグザグに登るようになる。次第に雪が増えてきた。標高700m付近で10cmくらいだろうか?
 尾根に出ると少し傾斜は緩やかになったが、雪の量が増し、滑りやすい。少し上がったところで、軽アイゼンを付ける。山頂までの距離が書かれている案内板に勇気づけられ、高度を稼ぐ。樹林の切れた空間が広がりはじめたら、そこは一面の雪原となった山頂だった。雲が次第に重くなり、ちらちらと冷たいものを感じるようになったが、低いながらも山並みが広がる。遠くと雪の景色を見ながら、テーブルについて昼食にする。プチトマトやリンゴ、みかんなど、持ってきたものを提供してくれる人たちのおかげで、テーブルの上は満載だ。おいしいにおいに誘われたのか、ウソが2羽、すぐ近くの木に止まって、芽をついばみはじめた。両方とも、ほっぺの真っ赤なオスだった。3m位まで近づいても逃げずに、ついばんでいる。

 昼食を終えると、雪原に自分の姿を残そうと寝ころぶ人たちが出てきた。雪と戯れ、記念写真を撮って、下山にかかる。下りは、やはり雪の道で滑りやすかった。アイゼンを持ってこなかった人は、慎重に下る。その脇をアイゼンの人は、軽やかに下る。この違いは大きい。やはりアイゼンがあった方が早いし、間違いない。それでも、慎重に下ったおかげで、怪我もなく無事に下山した。

 最後は、さわらびの湯に入って汗を流し、おいしい水分を補給して、帰途についた。

記:網干

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