槇寄山・笹尾根山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
2名
健常者
4名
1
平成17年11月9日 槇寄山・笹尾根 合計 6名 会員外 障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:仲ノ平(8:50)…槇寄山(10:25,10:50)…数馬峠(11:30,11:40)…笛吹峠(12:15)
         …丸山(12:30,13:05)…土俵岳(13:50,14:00)…浅間峠(14:55,15:05)…
         上川乗(15:55)
天候:
快晴

 今日はすばらしい快晴だ。メンバーも少ないので、今回は展望の良い槇寄山に登ってから、笹尾根を縦走することにする。また、立川からの電車の中で、偶然出会ったUさんも同行することになった。

 仲ノ平から橋を渡り、急なコンクリート道を登る。かなり高度を稼いだところで、民家の脇を通り、登山道に入る。やや滑りやすい道を登り、尾根の上に出る。木々の葉がやわらかな緑となって、色づきはじめている。昨年積もった落ち葉の上に、新しい落ち葉も積もり、かさこそと鳴る音が心地よい。

 雑木の林には、所々目を見張るような真っ赤に色づいたモミジの葉が楽しませてくれる。木漏れ日となって差し込んだ日の光は、モミジの葉を透かして美しく輝いている。
 尾根を登り切り、山腹をトラバースしていくとほどなく西原峠に到着する。周囲のカラマツの紅葉もきれいだった。槇寄山に着くと、目の前に新雪を抱いた富士山がよく見えた。その隣には三ツ峠が控え、北に目を移すと、三頭山が高く聳えている。
 今日は、これ以上の展望が得られないため、ゆっくりと休むことにする。山頂で30分ほど時を過ごし、笹尾根の縦走に向かう。西原峠を過ぎて尾根の東面に出でると、樹林が切れ、大岳山や御前山が間近に見える。笹原も美しい。

 歩きやすい道を快適に進む。後では、にぎやかな話し声が絶えない。時々立ち止まって待っていたが、話し始めると立ち止まったりしているので、先に進むことにする。途中、仲ノ平や上野原方面への分岐を通り過ぎ、笛吹峠でも休まず、丸山で昼食にする。今日、一番大きなパーティーが、先に昼食中だった。このパーティーとは、この先、抜きつ抜かれつしながら歩くことになる。
 山頂は、展望が良くなかった。バスの時間が心配だったため、ゆっくりできないと思っていたが、それでも35分間休憩を取り、重い腰を上げる。途中、富士山が望めるところがあり、手前の真っ赤に色づいたモミジと一緒の写真を撮ってみる。土俵岳の手前では、今日一番の紅葉ではないかと思われる美しく色づいたモミジに出会う。

 土俵岳を越え、日原峠を越えて、さすがに疲れが出始めた頃、やっと浅間峠に到着する。日も傾きはじめ、気温もかなり下がってきたようだ。ここから、緩やかな尾根を下り、バイクの音が近づいてくると、ようやく車道に出た。予定のバスにもしっかりと間に合い、大人数のパーティーの前に着いたため、バスも座って五日市まで行くことができた。

記:網干

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