二子山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
3名
健常者
5名
1
平成18年9月3日 二子山 合計 10名 会員外 障害者
0名
健常者
2名
  コースタイム:芦ヶ久保(9:50)…二子山雌岳(12:00-12:35)…雄岳(12:45,13:05)…
         雌岳(13:25)…芦ヶ久保(15:30)
天候:
晴れ

 今朝は涼しく、とてもさわやかな1日になりそうだ。
 芦ヶ久保で全員揃い、出発する。今日は、千葉大学から2人の実習生が参加した。山は初めてのTさんと、ワンゲルでいつも30kgを越えるザックを背負っているYさんだ。

 小さな尾根を越えて、沢筋を登っていく。登山は初参加の会員のNさんにもサポートをしていただく。沢にかかる丸太橋をいくつか越えて、急な登りにさしかかる。全盲のAさんは、千葉大のYさんの力強いサポートでぐんぐん登っていく。尾根の直前は、非常に急でロープが張ってあるため、Aさんにはロープに掴まって登っていただく。

 途中で、コゲラやコガラが姿を現し、カケスの声も聞こえた。野鳥だけでなく、サルの群れも姿を見せてくれた。

 尾根に出て、緩やかに登っていくとほどなく二子山の雌岳に到着。ここで昼食にする。昼食後、雄岳を往復する。急な岩場などがあり、慎重に通過して、雄岳で記念写真を撮る。武甲山や秩父市街の眺めがすばらしい。両神山は薄いもやに包まれてはっきり見えなかった。

 雌岳に戻って、浅間神社に向けて下る。この道もかなり急だ。浅間神社で休憩し、さらに急なところを下って行く。フシグロセンノウが、鮮やかなオレンジ色を見せてくれたり、ミズヒキの赤い小さな花を楽しむことができた。ギボウシが少しだが咲いていたのには驚いた。

 山の中は、とてもさわやかで、吹き抜ける風も気持ちよかったのだが、麓に下りてきて、舗装道路に出たとたん、むっとする暑さにぼやく声が聞こえる。芦ヶ久保の道の駅で、みんなで喉を潤して帰路についた。
 9月上旬なので、まだまだ暑いと思っていましたが、予想外にさわやかな好天に恵まれて、楽しめた1日でした。

記:網干

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