吾妻耶山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者(視障)
4名
健常者
10名
1
平成18年10月8日〜9日 吾妻耶山 合計 18名 会員外 障害者
0名
健常者
4名
  コースタイム:駐車場(9:15)…大峰沼(9:55,10:10)…吾妻耶山(12:05,12:45)…
         大峰沼(14:05,14:20)…駐車場(14:55)
天候:
快晴

★10月8日
 今日は、会員のNさんの計らいで、そば打ち体験やリンゴ狩りをさせていただいた。関東南部は晴れていたが、冬型気圧配置の影響か川場村は、時折日が差すものの雨が降っていた。おかげで、すばらしい虹を見ることができた。

 夜もNさんは、誕生日のプレゼントを今回の山行に変更してくれたI君と、初めての泊まりの山行になったYちゃんに、ケーキをプレゼントしてくださった。Nさんの計らいに深く感謝します。
 夕食時には、千葉大から来たお二人に目隠しをして食事をしてもらい、視覚障害の不便さを味わってもらいました。また夕食後、I君のピアノを聞いたりして、団欒を楽しみました。

★10月9日
 なかのビレッジの朝食はバイキングでした。朝から、みんな腹一杯食べて大満足です。

 少し遅れて、なかのビレッジを出発。今日は、なかのビレッジのKさんとNPO法人あるきんぐクラブのTさんから、ネイチャーガイドをしていただきました。

 駐車場に車を止め、木の葉やキノコなどを説明していただきながら、ゆっくりと登っていきます。セキヤノアキチョウジという花も教えていただきました。コンクリートの道から土の道に変わると、大峰沼に到着だ。アオサギがのんびりと沼に佇んでいた。沼を埋める水草が、逆光に光り輝いていました。ルリボシヤンマでしょうか? トンボが産卵している。テングタケやハナイグチなどのキノコが生えていた。

 沼からしばらく行くと、林道になる。樹林の切れたところから、これから行く吾妻耶山がよく見えた。谷川岳は山頂を雲に隠している。東には上州武尊山や至仏山、先月登った笠ヶ岳、そして新雪を抱いた日光白根山も見えていた。さらに皇海山や手前に上州三峰山なども見えている。

 ここから、ちょっと厳しい岩の道になる。スキー場の上に出て、急な登りをクリアすると、吾妻耶山の山頂だ。山頂からは、谷川連峰がとてもよく見えた。朝日岳から平標山まで見え、この山頂は谷川連峰の最高の展望台ではないだろうか? 東側の展望もすばらしい。

 山頂で思い思いに昼食を取る。昨日狩ったリンゴが美味しかった。記念写真を撮り、下山にかかる。始まったばかりの紅葉は、緑と赤が混じって美しい。下りは、岩の道を避け、スキー場を下る。子どもたちは、走って下る。

 駐車場に戻り、温泉に入って、上毛高原から帰途につきました。大峰山には行かれませんでしたが、谷川連峰の展望が印象的な山でした。

記:網干

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