勝田台駅から６人が乗車し、池袋で５人が合流。さらに小手指駅で全員揃い、バスに乗車してJA宮寺支店前で下車。

　歩き始めると、早速カワラヒワが電線に止まって囀っていた。茶色の羽根の一部に黄色があることを確認してもらえた。JAの駐車場で自己紹介や班編制をして、出発する。

　民家や小さな工場の建つ通りを抜けると、西久保湿地に到着する。狭山茶の畑や湿地が広がる。トイレなどを済ませ、湿地を抜けて樹林の丘陵を登り始める。やわらかな緑を楽しみ、樹木の名前を当てるクイズに連敗しながら、丘陵の上に登りついた。

　ここから大谷戸湿地に向けて下る。滑りやすい道なので、ゆっくりと下る。湿地に下りると、ムラサキサギゴケやミツバツチグリなどがたくさん咲いていた。トンボはシオカラトンボだろうか、たくさん飛んでいた。

　湿地を越えて、さいたま緑の森博物館案内所の１階裏手にあるベンチ付近で昼食にする。ここからは、狭山湖外周道路を歩き、狭山湖堰堤を目指す。セリバヒエンソウやハンショウヅル、エゴノキの花などを楽しみ、コゲラやエナガを見ながら歩き、堰堤脇のサクラの広場に到着。ここから堰堤を歩き、西武球場前駅を目指す。狭山湖は、午後の日差しが湖面を輝かせていた。

記：網干