第2回大人と子どものふれあいキャンプ(奥多摩山のふるさと村)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
5名
健常者
13名
1
平成19年8月25日〜26日 山のふるさと村(奥多摩) 合計 28名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
10名
  コースタイム:
8/25 小河内神社(11:10)…山のふるさと村(12:10)
8/26 山のふるさと村キャンプ場(8:40)…鞘口峠(10:40-11:00)…都民の森(11:20)
天候:
8/25 晴れ
8/25 晴れ

★8月25日
 奥多摩駅に全員集合し、山のふるさと村からの送迎バスを待つが、15分ほど遅れて到着。何でも私たちの前のグループが、電車1本遅れてしまい、その影響がこちらに来たようでした。
 HさんとNさんに車で送っていただいた人たちと小河内神社で合流し、歩き始める。まずは、奥多摩湖にかかる麦山の浮き橋を渡る。ギーコギーコと揺れて、みんな楽しんでいるようだ。渡りきってからは、湖畔に付けられた道を歩き、山のふるさと村に向かう。さすがに暑く、おなかも空いてきたことから、何度か休憩を入れる。山のふるさと村の手前の河原で水に入りたかったが、まずは山のふるさと村のビジターセンターに行って、挨拶をする。ビジターセンターを少し過ぎた平坦な疎林の下で昼食にする。

 昼食後、自己紹介を行い、スケジュールを説明して、ビジターセンターのガイドさんのところへ行く。今回は、ネイチャートレール2をセルフガイドで歩く予定だ。ガイドさんの説明を聞き、逆コースで進む。まずキャンプ場に立寄り、荷物を置く。ここで、トレールに行くメンバーと、料理下準備のグループに分かれる。

 昔人が住んでいた痕跡を上げたり、落ち葉の種類を数えたりしながら、尾根を歩き、ビジターセンターに戻った。ここでガイドさんの説明を聞き、一同納得。ガイドさんの背負った篭に入れてもらったK君がかわいかった。

 キャンプ場に戻り、料理の準備にかかるが、水遊びがしたいという数人で、水車小屋まで行き、沢に下りて足を水につけた。ただ、ここは、広い河原ではないため、滑らないように足をつける程度だった。それでも、つめたくて気持ちよかった。ビジターセンターでシャワーを浴びて、キャンプ場に戻る。
 私たちが着いた頃は、子どもたちの大奮闘や料理部長、そしてみんなの力で、第1弾のバーベキューも焼き上がり、早速、夜の部の開始となった。ここからは、キャンプファイヤー部長に仕切っていただき、歓談しながら料理を食べたあと、キャンプファイヤーを囲み、歌と踊り、スイカ割り、そしてゲームを楽しんだ。子どもたちが挑戦したスイカ割りは、棒が命中してもスイカの方が堅くて、割れずじまいだった。
 その後、数人の子どもたちと、夜の山道を登る。ライトを消すと真っ暗で、何も見えない。町中ではこんな経験はできないので、子どもたちは怖いながらも、新鮮な経験をしたようだ。
 夜空に月が上がり、草むらではウマオイ虫がスイーチョンと鳴き、夜は更けていった。

★8月26日
 早朝4時から炊事班のみなさんに朝食の準備をしていただく。昼食用のおにぎりも一人2個ずつ、にぎってもらう。

 朝食後、全員で集合写真を撮り、今日の説明をして出発準備をする。HさんとNさんの車に荷物を積み、鞘口峠に行かずにNさんと一緒に来るまで帰るTさんとEさんと別れ、ハイキング組は鞘口峠に向けて登り始める。
 早速急な斜面を下り、沢をコケが付いて朽ちかけた橋で渡る。このあと、何カ所も橋を渡ることになる。降り注ぐような緑と、沢を流れるひんやりとしたさわやかな風が、心を和ませてくれる。しかし、登山道は、奥多摩周遊道をを越え、次第に急になってくる。水が流れる岩の上を登り、滑りやすい傾斜した木の橋を渡ると、ますます急登となる。前方の木々の間から青空が見え始め、鞘口峠が近いことを伝える。振り返ると、鷹ノ巣山や六ッ石山など、石尾根の山々が見えてくる。ジグザグの道を頑張って、ようやく鞘口峠に到着した。ベンチに腰掛け、ゆっくり休む。
 全員揃ったところで、都民の森に向けて下る。途中、レンゲショウマの花を見つけて感激する。森林館を過ぎ、都民の森で第1次の解散式をする。子どもたちにとっては、かなり厳しかったと思う、今日の山道も、一人も落後せず乗り切ることができました。少しは、子どもたちの自信につながったでしょうか?

 昼食後、12時発のバスに乗り、数馬で下車して、数馬の湯に入って汗を流す。15時17分のバスで武蔵五日市駅に行き、ここで解散とする。
 かなり密度の濃い二日間だと思いますが、参加されたみなさま、お疲れさまでした。そして、ご協力、ありがとうございました。みんなで作った2日間でした。

記:網干

2007年度活動報告(その他)に戻る