子ども登山教室(三頭山)山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
1名
健常者
5名
1
平成19年6月24日 三頭山 合計 9名 会員外 障害者
0名
健常者
3名
 

コースタイム:都民の森(10:35)…三頭大滝(11:15-11:20)…
         三頭山避難小屋(12:20-13:10)…三頭山西峰(13:25-13:30)…
         鞘口峠(15:10)…都民の森(15:25)

天候:

  今回は、子どもたちに雨を経験してもらおうと思ったが、前日までの予報では、雨は夕方になってからということで、無理かと思っていた。ところが、都民の森について歩き始めたとたん、雨がポツポツと降り始めた。
 森林館横の木材チップを敷き詰めた歩きやすい道を歩いていると、次第に雨が絶え間なく降るようになってきた。今回の子ども登山教室で、初めての雨具着用だ。子どもたちの雨具は、ゴアテックスでないので、防水性が心配だが、若さで乗りきってもらおう。
 登山道の脇に、モミジイチゴがたくさん熟していたので、みんなで味見をしてみる。完熟のものはなかなか美味しかった。三頭大滝を橋の上から見物し、登山道に入っていく。
 今回は「ブナの路」を登る。沢沿いで気持ちの良い道だ。木々の名前を確認しながら登る。登るにつれ、ミソサザイ、コマドリ、キビタキなどの声が聞こえてくる。雨の日も、鳥たちは休まず歌っている。
 そろそろ、空腹と疲れが足を重くし始めた頃、稜線に出た。避難小屋で雨を避け、昼食とする。小屋の中は、大勢の登山者が休憩していた。山頂に向けて小屋を出る。アカハラやジュウイチの声が聞こえた。雨の中、しばらく登ると西峰に到着した。案内板は中央峰になっているが、西峰が正しいらしい。富士山など遠くの山は見えないが、雨にしては視界が良く、富士山方面の山々が見えていた。集合写真を撮り、中央峰と東峰を目指す。ここは特に展望の良いところではないが、東峰下の展望台からは、大岳山などがよく見えた。
 コマドリの路への分岐を過ぎ、尾根通しの道を下るが、左側が切れていて、なかなか厳しいルートとなる。雨で足下も滑りやすく、慎重に下る。S君は、膝がぷるぷるしてきて辛そうだ。それでも、カエルを掴まえて楽しみながら下っていた。A君は、膝が強いようだが、それでもかなり疲れてきたと言う。
 鞘口峠までは急な道だったが、峠からは広い道なので安心して下ることができる。都民の森に着いたのは、予定より30分ほど遅かったが、16時発の五日市直通バスがあり、武蔵五日市の駅からは予定の電車に乗り込むことができた。

記:網干

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