吾国山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
1名
健常者
8名
1
平成19年4月22日 吾国山 合計 10名 会員外 障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:鳥居手前(10:10)…山頂広場(11:45-12:30)…吾国山山頂(12:35-12:45)…
         鳥居手前(13:55)
天候:
曇り

 小山駅でMさんと合流し、水戸線に乗り換える。福原駅では、Tさん、Iさんと合流する。今回参加予定だったFさんご夫妻が来ていなかったが、25年ほど前、水戸葵山岳会で一緒だったTRさんが待っていてくれた。山の準備はしていなかったが、運動靴だったこともあり、同行することになった。Tさんに、車で途中まで運んでいただく。

 周囲の山々は、桜の花や木々の芽吹きが柔らかく、薄日も差してまさに春爛漫だ。足下には、ムラサキケマンやジロボウエンゴサク、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレなどが咲き、楽しませてくれる。
 山間の田んぼを過ぎると、登山道に入り、緩やかに登っていく。途中の林道を過ぎると、急な階段になった。木々の芽吹きや新緑が美しく、渡ってきたばかりと思われる、夏鳥のセンダイムシクイも、「焼酎一杯グイー」と囀っている。足下は、桜の花びらがちりばめられて美しい。
 山頂直下では、カタクリの群落に出会ったが、残念ながら花はもうほとんどが終わりだった。しかし、山頂直下の広場は、桜が咲き、芽吹きの木々と相まって、何ともいわれぬ良い雰囲気を醸し出している。ここで、昼食にする。笠間のTさんが、昨日取ったというタケノコを使ってタケノコごはんを振る舞ってくださった。他にもキュウリの漬け物などがたくさん出て、憩いのひとときを過ごす。

 昼食後、山頂に登る。山頂からは、先月登った加波山や筑波山がよく見える。その右下には、霞ヶ浦も見えていた。近くにある難台山は、山腹の木々がまさに「山笑う」という雰囲気を作っている。難台山の左後方には、太平洋も見えていた。

 山頂を後にして、下山にかかる。下山は、ちょっとスピードオーバー気味で、休憩もせず、あっという間に下ってしまった。このことは、反省点だ。次回はもっと休憩を取りながら、ゆっくり下ることにしたい。
 福原駅に戻り、Tさん、TRさんと別れ、車中の人となる。Tさんから、いただいた宝物のようなタケノコがみんなのザックに収まっていた。

記:網干

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