臼杵山・市道山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
5名
健常者
10名
1
平成19年7月1日 臼杵山・市道山 合計 16名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:元郷(10:20)…臼杵山(12:30-13:15)…市道山(15:05-15:20)…笹平(17:00) 天候:
曇り

 空はどんよりと曇っているが、天気予報どおり雨は降っていない。このまま山から下りるまで降らないことを祈って、元郷でバスを下車する。
 元郷のバス停は狭く、場所がないので、少し登った登山道で自己紹介をする。今回は、初参加の方や久しぶりに参加の方がいて、新鮮な気持ちで山を楽しめそうだ。
 歩き始めるとすぐに、赤いイチゴがたくさん実っていた。何粒か収穫して味わう。種類は分からないが、とても甘くて美味しかった。
 登山道は、なかなかの急登だ。しかも風がないので、汗が噴き出してくる。尾根に出ると、風が通り涼しかった。この稜線は、予想以上に険しかった。岩混じりの道や切れている道が多く、慎重に登っていく。檜原村のテレビアンテナを二つ見送ると、ようやく臼杵山の山頂に到着だ。昼食を取り、集合写真を撮って、次の目的の山、市道山に向かう。急な道をかなり長く下った。
 とにかくアップダウンが多く、岩混じりの急な上り下りがあるため、厳しく、累積標高差もかなりあったようだ。最後の急登を頑張って、市道山に到着する。後の女性陣は、急登にもめげず、とにかくにぎやかだ。市道山でも記念写真を撮り、急なヨメトリ坂を下り、最後はコケが生え、木が朽ちかけている橋をおそるおそる渡って林道に出た。オオルリがすばらしい歌声を谷間に響かせていた。
 展望もなく厳しい道のりを歩くだけだった今回の山行だが、キビタキ、イカル、オオルリのきれいな歌声や、美味しいイチゴ、そしてイチヤクソウやギンリョウソウが、山行に彩りを添えてくれた。うっとうしい梅雨の季節でも、でかければ自然はきっと何かを語りかけてくれる。そんな自然に感謝しつつ、予定よりも少し早めに着いたバス停では、河原におり、沢に足を浸したり着替えをしたりしながら、バスを待った。

記:網干

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