高川山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
6名
健常者
11名
1
平成20年3月16日 高川山 合計 17名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:初狩駅(9:40)…男坂女坂分岐(10:30-10:35)…男坂女坂合流点
         (11:05)…高川山(11:30-12:15)…禾生駅(14:05)
天候:
快晴

 明け方は曇っていたが、次第に晴れて、春らしいうっすら霞がかかったような天気となった。初狩駅の前から、今回は総勢17人で歩き始める。線路の下のトンネルを抜け、林道をしばらく歩く。背後に見えていたのは滝子山かと思う。
 昔、椎茸のほだ場だったようなところから、少し行くと登山道になる。やや急な道を登っていくと、男坂と女坂の分岐に到着。今回は、女坂を登る。まだ北側斜面には、雪が残っているかも知れないと思ったが、もうすっかり溶けたようで、乾いた落ち葉がかさこそと気持ちよい音を立てていた。
 日だまりの中を汗ばみながら登っていく。男坂との合流付近から、真っ白な富士山が見えた。大きな塔の立っている三ッ峠山も見えていた。
 合流点から少し登り、尾根の上に出ると、山頂まであと10分の標識がある。緩やかな尾根から最後の登りを頑張ると、山頂に飛び出した。山頂は、360度の大展望。富士山、三ツ峠山、滝子山や大蔵高丸方面の小金沢連嶺、雁ヶ腹摺山、そして御正体山など、春の日差しと杉花粉を一杯浴びて、山頂での一時を過ごす。以前来た時にいた犬は、今日もいた。
 山頂からは、禾生駅方面に下る。途中、ジグザグの登山道を下り、田野倉駅方面に下る道を過ぎ、沢沿いの道となる。ミソサザイが囀っていた。今年はじめて聞く声だ。ヒガラに囀りも聞こえたが、今回は、越冬したヒオドシチョウやルリタテハなどのタテハチョウをたくさん見かけた。黄色い蝶は、モンキチョウだろうか? 鮮やかな黄色が落ち葉の中でとても目立った。
 林道に出て、禾生駅を目指して歩く。一面を青く染めていたオオイヌノフグリの群落や咲き始めたばかりの梅を楽しみながら、ぽかぽか陽気の中、予定どおりの時間に禾生駅に到着した。

記:網干

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