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コースタイム:川乗橋(9:45)…川苔谷(10:35-11:00)…11m滝の上(12:00)…
3m滝の上(13:35)…大ダワ沢(13:55)…ウスバ林道(16:00)…
鳩ノ巣駅(18:00)
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天候:
晴れ |
すばらしい天気に恵まれた奥多摩駅は、登山者でごった返していた。東日原行きのバスも満員で、臨時のバスが出るくらいだった。
川乗橋でバスを降り、川苔谷林道を遡る。川苔谷に下りるルートがはっきりしなかったため、竜王橋まで行ってから戻って確かめた。ルートが不明瞭だったが、途中から右寄りに下りて川苔谷に降り立った。
ここで足ごしらえをして出発。すぐに現れた逆川に入り、水に濡れながらゴルジュ帯の小滝を超えていく。2段11mの滝に着くと、6人ほどの先行パーティーが滝の右側を登っていたダメ、順番待ちになりそうだったので、ロープを使って滝の左側を登る。出だしがやや悪かったが、その上は簡単に越えて滝の上に出られた。Yさんが次ぎに登り、後続のメンバーを確保して出だしを登らせてくれた。そこからは、プルージックを使って登ってもらう。
しばらく穏やかな沢を遡り昼食を取る。後続パーティーが追い越していった。さらに行くと、左手から4mの滝をかけた沢が合流し、その先に深い釜を持った3mの滝がかかっていた。ここを先行パーティーは、かなり苦労して登っていた。時間がかかりそうなので、我々はすぐ左側を巻き気味に登る。先行パーティーの人たちも、私たちの後を登ってきた。
大ダワ沢を越え、伐採跡やナメ滝を超えると、今回の核心の滝3段15mにぶつかる。中段までは何でもなく登れるが、上段は両手両足を突っ張って登る。ロープで確保して後続の人たちに登ってもらうが、何度かスリップしたため、ロープにぶら下がって登ってもらった。この頃には、後続のパーティーは見かけなくなった。
すぐに7m滝にぶつかるが、ここは左から高巻き気味に登る。しばらく行くと、下の方がぬめぬめした10m滝にぶつかる。つるつる滑りそうで、迷ったが、残置のシュリンゲが2本見えたことから、登れると判断しロープをつけて登り始める。最初のシュリンゲに確保を取り、シュリンゲを使って登る。その上の段に上がると、ホールド、スタンスとも豊富にあった。後続のメンバーに登ってもらう。滝のすぐ上には、ウスバ林道が通っていた。時間的にかなり遅くなっていたため、ここで登山靴に履き替え、下山にかかった。この道は、林道となっているが、落ちると助からない所もあり、かなり厳しい登山道だった。
今の季節は、日が長くてありがたい。鳩ノ巣駅に18時に到着。お疲れさまでした。
記:網干
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