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コースタイム:もえぎの車庫バス停(10:20)…手繰川(12:30-13:20)…
船戸バス停(13:55) |
天候:
快晴 |
今日は素晴らしい天気に恵まれた。勝田台からバスに乗車し、終点のもえぎの車庫で下車する。ここで自己紹介をして出発。その前に早速ホオジロが姿を見せてくれた。
バス道路を離れると、菜の花畑があった。一面を黄色に染めてとても華やかだ。田んぼの中をゆっくり歩く。ツグミが目の前を通り過ぎ、上空ではヒバリが囀っている。新川の畔に出ると、釣り人がたくさん釣り糸を垂らしていた。どちらに流れているのか分からないほど緩やかな新川に沿って、まずは阿宗橋を目指す。土手には、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが群落を作って無数に咲いている。ヒバリを見ていたら、上空にワシタカらしきものが飛んできて、ホバーリングをしている。私たちのすぐ上だ。近くに何か獲物がいたようだが、急降下せず、飛んでいった。帰ってから写真を見たがはっきりは分からず。ハヤブサかチョウゲンポウのどちらかだろう。
阿宗橋でAさんとAさんの知り合いで車椅子のR君と一緒に来たKさんご一家と合流する。橋の脇のベンチのあるところで休憩していると、カワセミが飛んできて橋の下に止まった。その後、対岸の木の枝の中に入ったので、望遠鏡で捉え、数人の方に見ていただく。オレンジのおなかを見せ、その後鮮やかな背中のブルーも見せてくれた。
ここからは、近くに民家のない自然豊かな土手の上や、サイクリングロードを歩く。知的障害のあるTさんが車椅子のK君を押してあげている。今回が3度目の参加になる知的障害のあるOさんは、時折しゃがんで疲れた様子。でも、前回もそうだったが、こうなってからもかなりがんばれる。励まし励まし、お母さんと一緒にTさんやKさん、Oさんが一緒に来てくれた。
手繰川の橋のところで昼食にする。桜が咲いていて、気持ちの良いところだ。ここで記念写真を撮って出発する。葦原にはオオジュリンやホオジロがたくさんいる。R君のお兄さんのK君は、野鳥が好きなようだ。川に飛び込んだ黒い鳥は何ですかと聞いてくる。「カワウだよ」と答えたら、やっぱりそうだと、お母さんに報告していた。大きなアオサギが舞い、セッカの声もした。カイツブリも元気に鳴いていた。タンポポに止まったキタテハもいた。身近な自然を満喫して、バス道路に出た。ここで、車で帰る人や印旛沼のチューリップを見に行く人たちと別れ、船戸のバス停に行く。印旛沼方面の菜の花と桜がとてもきれいだった。
記:網干
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