国師ヶ岳・北奥千丈岳山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
2名
健常者
6名
1
平成20年6月8日 国師ヶ岳・北奥千丈岳 合計 8名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:大弛峠(10:45)…北奥千丈岳(12:00-12:40)…国師ヶ岳(12:55-13:05)…
         大弛峠(13:50)
天候:
曇り

 上空の雲はかなり厚いが、すぐに降り出しそうな気配はない。塩山駅から長いタクシーの旅が始まる。大弛峠まで道路は舗装されていた。峠の手前で金峰山が間近に見えるところがあり、タクシーに止まってもらって写真を撮る。

 大弛峠に到着すると、すぐ近くになんとキクイタダキが現れてくれた。ルリビタキも囀っている。
 峠で挨拶をして出発する。大弛小屋の脇を通って登山道に入ると、すぐに残雪が現れた。残雪があることは想定していなかったが、危険な箇所はなく、すぐに木の階段や木道が現れた。この木の階段は、今回の上り下りの部分のかなりを占めていた。皇太子さまが来た時に、整備したのだろうか?
 少し登ると夢の庭園に到着。ここは、大きな岩の間にシャクナゲが点在するが、今年はシャクナゲの花の外れ年なのだろうか? 一つも咲いていなかった。ただ、展望はすばらしい。振り返ると金峰山や朝日岳、その右手に小川山と兜岩、足下には車で登ってきた林道が走っている。

 夢の庭園から稜線の道に戻り、木の階段を登っていく。さらに登ると、前国師ヶ岳に到着。これから行く国師ヶ岳と北奥千丈岳がよく見える。再び現れた残雪を登っていくと、北奥千丈岳に到着した。ここは、奥秩父山塊の最高地点。雲に包まれて遠くは見えないが、晴れていたらすばらしい展望だろう。
 お昼を食べていると、3人のグループが登ってきて、国師ヶ岳の山頂から私たちが見えたという。

 昼食後、国師ヶ岳を目指す。来る時にうっかり見落としていた分岐まで戻り、15分で国師ヶ岳に到着する。先程、北奥千丈岳に登ってきたグループが手を振っている。こちらも、手を振って応える。登った標高差は少ないが、ハイマツなどが生育していて、高山帯らしさを感じられ、やはり良いなと言う声が聞こえる。

 来た道を引き返し、1時間かからずに大弛小屋に到着。ここでタクシーの待ち時間まで休憩する予定だったが、タクシーは下に下りずに待っていてくれた。往復すると、ガソリン代が高くついて不経済だったのだろう。塩山温泉まで運んでもらって、肌がつるつるする温泉に浸かって、汗を流した。

記:網干

2008年度活動報告(山行)に戻る